ソフトバンクの育成ルーキー相原、プロ初登板で無失点記録

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆みやざきフェニックス・リーグ ソフトバンク4―0日本ハム(16日、SOKKEN) ソフトバンクに所属する育成ルーキー、相原雄太投手(23)が、プロ入り後初めて2軍戦に登板した

相原は5回から2番手としてマウンドに上がり、1回を12球で無安打無失点に抑える素晴らしい投球内容を見せた

相原は、先頭打者に対して初球をストレートで空振りを奪ったが、2球目では高めに浮いたボールを投げ、死球を与えてしまった

その後は、ツーシームという変化球を駆使し、右飛、左飛、二飛で打ち取った

最速148キロを記録し、能力の高さを示した

このことについて「先頭の1球目をしっかり投げられて安心し、その後の投球に力を抜けて臨むことができた」と相原は語った

また、相原投手は191センチの長身を誇り、152キロに達する速球が持ち味である

しかし、彼は埼玉・伊奈学園総合高3年時に右肘を手術するトミー・ジョン手術を受け、その後も肘の故障に悩まされ、大学野球でも4年間の春リーグでは一度も登板できなかった

今季はファームで30試合に出場し、1勝1敗、防御率5.50という成績を残している

斉藤和巳3軍監督(47)は、「相原は入団1年目だが、大卒選手としての危機感を持って日々取り組んでいる」とし、相原の成長を期待するとともに、「このように投げさせる機会を持てたことは良かった」と語った

プロ初登板の相原は「今後は球が抜けてしまう問題を解決するため、日々努力していきたい」と今後の抱負を語った

来季は2軍での経験を重ね、さらなる成長を目指してこのリーグを活用する意向を示している

相原投手のプロ初登板は、彼のキャリアにとって重要な一歩となりました。厳しいリハビリを経ての投球であり、彼の成長を感じることができる試合内容でした。今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?
  • ツーシームとは?
  • 無安打無失点とは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。