DeNA、新監督に相川亮二コーチを昇格決定

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横浜DeNAベイスターズが、相川亮二ディフェンスチーフ兼野手コーチ(49)を新監督に昇格させる方針を固めたことが、10月17日に発表された

この決定は、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージで阪神タイガースに3連敗し、アドバンテージの1勝を加えて0勝4敗となり、敗退が決まったことが背景にある

三浦大輔監督(51)が今季限りで辞任を申し入れ、すでに球団に受理されたため、次の監督候補の選定が急がれていた

相川コーチは2022年からチームの一員としてコーチを務めており、元捕手としての豊富な経験と洞察力を兼ね備えているため、監督としての期待が寄せられている

相川コーチは、現役時代に横浜、ヤクルト、巨人でプレーした経歴を持ち、引退後は2019年から巨人でバッテリーコーチを務めた

2022年に古巣DeNAに復帰した後は、作戦面でも三浦監督にアドバイスを行う立場としてチームを支えてきた

特に、捕手の育成に力を入れており、山本、松尾、戸柱などの選手たちを指導し、”捕手王国”の育成に寄与している

彼はまた、国際大会での経験も豊富で、2004年のアテネ五輪や2006年・2013年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表として出場した実績がある

相川コーチは、選手たちとの強い信頼関係を築いており、コミュニケーションを重視する指導スタイルが高く評価されている

南場オーナーは、次期監督に対し「我々が積み上げてきたものを無理に壊すのではなく、それを土台としてさらに発展させたい」と期待を寄せ、相川監督の下での新たな体制に期待が高まる

相川監督が誕生することで、DeNAは27年間遠ざかっているリーグ優勝への道を再び目指すことになる

今季も4年連続でAクラス入りを果たしつつある中、次のステップへ進むための重要な一歩が踏み出される

相川亮二(あいかわ・りょうじ)
1976年生まれ

東京学館から94年のドラフトで横浜に入団

正捕手として定着した後、ヤクルト、巨人を経て2017年に引退

引退後はコーチとしてチームに貢献している

相川亮二コーチの昇格は、チームの新たな挑戦を象徴している。選手やコーチの信頼を得ている相川氏が監督となることで、チームの結束力が高まり、リーグ優勝を狙う大きな武器になるだろう。彼のキャリアと経験に期待が寄せられる。
キーワード解説

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