これに伴い、都内で行われた会見には岡本選手本人と吉村禎章編成本部長が出席した
ポスティングシステムとは、国内のプロ野球チームからメジャーリーグのチームに選手が移籍する際に、選手の権利を移行させるための制度である
この制度を利用することで、選手は国内チームとの契約を続けながら、メジャーリーグのチームと交渉することができる
岡本選手は、国内フリーエージェント（FA）権を昨年取得したが、メジャーに挑戦するための海外FA権は最短で2026年シーズン中に取得できる予定である
岡本選手本人が30歳になる前にメジャーでの挑戦を熱望していたことを受けて、球団はこの意向を尊重し、移籍交渉を容認した
これにより、巨人では2019年の山口俊選手、2020年の菅野智之選手に続き、3人目のポスティング制度を利用したメジャー挑戦となる
岡本選手は「この決断を尊重し、背中を押してくださった山口オーナーや阿部監督、チームメート、球団関係者、そしてファンの方々に感謝しています」とあいさつ
その上で、「監督就任の時から、僕がメジャーリーグでプレーしたいと話をしていました
チームのためにどれだけ自分ができるか思って戦ってくれと言われ、その気持ちは変わらないです」と述べた
岡本選手は智弁学園から2014年ドラフト1位で入団し、プロ初年度の2015年9月5日には横浜スタジアムで行われた試合でプロ初安打、初本塁打を記録
2018年からはレギュラーとして定着し、その後6年連続で30本塁打以上を記録する活躍を見せている
今年からは2年間の主将も務めており、チームには欠かせない存在となっている
岡本選手のメジャー挑戦は、多くのファンや選手にとって喜ばしいニュースであり、彼の成長を見守ってきた人々にとっては次のステージへの期待感が高まります。プロ野球界において自らの限界を挑戦する姿を知ることで、他の選手にも良い影響を与えるでしょう。また、球団が選手の夢をサポートする姿勢を示すことは、今後の選手育成においても重要といえます。
キーワード解説
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