永井編成本部長は会議後に報道陣に対し、1位指名に関しては非公表のままで臨むことを明かしました
今回、指名候補に名が挙がったのは、大学日本代表チームの4番として活躍した創価大学の立石正広内野手（21）や、最速158キロを投げる健大高崎の石垣元気投手（18）などの逸材たちです
これらの選手はアマチュア野球界でも屈指の実力者とされており、ソフトバンクは競合を覚悟した指名を行う予定です
また、くじ引き役を果たすのは城島健司CBO（49）が担うことも決定しました
城島CBOは「麻雀屋の息子に生まれた力が発揮できる時がきたかなと思います」と、自らの運を信じ、ドラフトに臨む心意気を示しました
さらに、永井編成本部長は、米スタンフォード大学の佐々木麟太郎内野手（20）の指名可能性についても言及しました
佐々木は花巻東高校時代に通算140本塁打を打つ長距離砲であり、卒業後はアメリカへ留学
今秋のドラフトから指名対象となる一方、来年7月のMLBドラフトにもエントリーするため、指名に関する判断が難しい状況です
永井本部長は「アメリカにも視察に行き、調査を進めている
リストには載せるつもり」とし、佐々木の打撃力を高く評価していることを明らかにしました
今回のドラフト前日会議では、ソフトバンクが注目する選手が数多く紹介され、特に佐々木麟太郎選手の指名に関しては戦略の多様性が感じられました。選手選択にあたる球団の戦略がどう展開されるのか、今から楽しみです。特に、城島CBOの発言からは、彼自身の意気込みが感じられる結果に期待が寄せられます。
キーワード解説
- ドラフトとは？ プロ野球選手になるための最初のステップで、アマチュア選手をプロ球団が指名するイベントです。
- CBOとは？ チーフ・ベースボール・オペレーションの略で、球団の野球関連の業務を統括する役職のことを指します。
- 指名候補とは？ ドラフトで指名される可能性のある選手のことを意味し、球団が注目するアマチュア選手たちを指します。
- 競合とは？ 同じ選手に複数の球団が指名したい場合、指名権を得るために抽選が行われることを指します。
