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日本ハム・池田隆英投手、今季初ブルペンでフォーム改善に取り組む

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日本ハムファイターズの池田隆英投手(30)が、1月15日に千葉・鎌ケ谷で自主トレを行い、今季初めてブルペン入りした

この日は約15球を投げ、捕手を座らせた本格的な投球を披露した

昨年とほぼ同時期のブルペン入りではあるが、池田は投球フォームの力感において明確な違いを感じている

昨年との違い

去年の同時期、池田は力を入れすぎたフォームから投げており、リリース時には「うおりゃ!」と叫ぶほどだった

今年はそれとは異なり、意識的に計画的にフォームを整えることを優先している

「昨年は出力を出していく感じだった

今年は一気に上げるのではなく、計画を立てて上げている」と説明する池田

彼は昨年の失敗を反省し、自身のフォームを見つめ直してきたという

春季キャンプでの障害と反省点

昨年、池田は焦りから開幕前に右肘を痛め、シーズンスタートが遅れた

これにより、1軍初登板は7月となってしまった

「早く仕上げないといけないという状況に追い込まれていた」という彼の言葉からは、そのプレッシャーが伺える

今年はそうした経験を踏まえ、フォームに重点を置くことが最優先となった

フォーム固めの重要性

池田は数年間で平均球速が4キロもアップした成功体験から、出力を過剰に追い求めた結果、自身を痛めつけてしまったのではないかと考えている

そのため、今オフは「昨年よりもフォームが良いし、質も良い」と自信を持って話す

また、フォームから直球の威力を引き出す意識も高まっている

「形はできてきたので、ここから出力を上げるだけ」と、さらなる成長を目指している

未来への期待
池田にとって、今季は救援転向3年目となる

昨年来の反省を生かし、彼は「8回の男」という役割を確固たるものにしたいと考えている.彼の挑戦がどのように実を結ぶのか、今後のシーズンが待ち遠しい

池田隆英投手が今年の自主トレで初めてブルペン入りし、前年度の失敗を受けてフォーム改良に努めていることは非常に意義深い。昨年の肘の故障を教訓にし、計画的に取り組む姿勢は、彼の成長を示している。今後のシーズンが楽しみだ。
キーワード解説

  • ブルペンとは?ブルペンは、試合中に投手が投球練習を行う場所で、試合に出る前に調整するための重要な場です。
  • フォームとは?フォームは、投球する際の身体の姿勢や動作のことで、効果的な投球には正しいフォームが欠かせません。
  • 出力とは?出力は、投手がボールを投げる際の力や速さを指し、これが高いと速い球が投げられます。

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