プロ野球ドラフト会議、1位指名の抽選勝率が話題に

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<プロ野球ドラフト会議>◇23日には、前日までに1位指名を発表した球団が3チームあり、非公表の球団が9チームとなった

この日、巨人は22日に鷺宮製作所・竹丸和幸投手(23=城西大)を1位で指名する意向を示し、また広島は13日に創価大・立石正広内野手(4年=高川学園)、西武は21日に明大・小島大河捕手(4年=東海大相模)をそれぞれ1位指名することを明らかにした

今年も1位指名において多くの球団が競い合うことが予想される

ドラフトにおける抽選は、各球団が選手を指名する際にくじ引きを行い、その結果に基づいて選手の交渉権が決まります

過去のデータから、セ・リーグでは中日が、パ・リーグではロッテ、楽天、西武などが比較的くじ引きに強いことが分かります

これらの球団は、通算勝率が4割以上となっており、特に中日は08年以降の抽選でも8勝5敗とその強さを証明しています

具体的な抽選勝率を見れば、ロッテは23年に度会隆輝、草加勝、細野晴希を1位で抽選するも3連敗を喫した

しかし、08年以降で見れば11勝9敗と勝ち越しており、昨年の西川史礁の獲得も大きな成果と呼べるでしょう

また、楽天も競合での勝率が健闘している一方で、オリックスは00年以降1勝16敗とくじ運の悪さが際立っています

抽選勝率の詳細

リーグ 球団 当選数 外れ数 勝率
セ・リーグ 中日 8 5 0.615
セ・リーグ DeNA 6 10 0.375
セ・リーグ 広島 4 9 0.308
セ・リーグ 巨人 5 13 0.278
パ・リーグ ロッテ 11 9 0.550
パ・リーグ オリックス 1 11 0.083
今回のプロ野球ドラフト会議では、各球団の1位指名に関する競争が特に注目されています。中日が強い抽選勝率を誇る一方、オリックスのくじ運の悪さが際立っています。特に今年も新たな才能を獲得するための戦いが繰り広げられることになるでしょう。
キーワード解説

  • ドラフトとは?プロ野球選手を目指す高校生や大学生、社会人が球団に指名される制度のことです。抽選で選ばれた選手が、その球団と契約を結ぶことになります。
  • 抽選勝率とは?複数の球団が同じ選手を指名した場合に、くじ引きで決まる当選の確率を示す数値のことです。低い抽選勝率は、その球団が過去にくじ引きに当たっていないことを示します。

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