ロッテ秋季練習、種市篤暉がライブBPで実力を示す
千葉ロッテマリーンズの秋季練習が、2025年10月27日にZOZOマリンスタジアムで行われたこの練習では、11月15日と16日に予定されている『ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国』の日本代表に選ばれた投手、種市篤暉がライブBP（バッティングプラクティス）に登板した
ライブBPは、投手が実際にバッターに球を投げ、打者が打つことで、実戦に近い状況で投球感覚を養うための練習方法である
この日、種市は上田希由翔に対して16球、友杉篤輝に10球の計26球を投げ、そのパフォーマンスを披露した
種市の球を受けた捕手の寺地隆成は、「球の強さは変わらず、球のキレも良かった」と評価した
投げられた球種はストレート、フォーク、スライダーと多彩で、今後のシーズンに向けた準備は順調だと考えられる
一方、寺地は秋季練習で、江村直也コーチとのマンツーマンによる守備練習に取り組んでおり、自身の成長を感じている様子だった
「出せた部分もあれば出せなかった部分もあったが、今日も課題が見つかった
キャンプでその課題に取り組みたい」と前向きな姿勢を示した
具体的には、「捕球時に左側に重心が傾きやすい」とのこと
藤原恭大も長打を狙う打撃へ意識を変える
また、チームメイトの藤原恭大は、「秋から長打を狙う打撃スタイルを目指している」と語り、最近では角度のある打球がライトスタンドに飛び込むことも増えているという「今日はあまり良くなかったが、感覚は良くなってきている」と充実した表情を浮かべた
藤原は、栗原健太打撃コーチと共に自分に合ったバッティングフォームを見つけつつあるようだ
「ポイントを前にしないといけないが、前になり過ぎないバット軌道を意識している
」と、具体的な技術や意識について説明した
来年の春季キャンプでバットを変える可能性も示唆し、今後に向けて意欲的な姿勢を崩さない
29日から始まる都城秋季キャンプに向けては、「ハードな練習になると思うので、しっかりついていきたいと思っています」と抱負を語った
今回の秋季練習では、種市と藤原という若手選手がそれぞれの課題に取り組み、成長を目指している姿が見受けられました。特にライブBPでの実戦的な練習は、今後のシーズンに向けた準備に欠かせないものです。選手たちの向上心が結果につながることを期待しています。
キーワード解説
- ライブBPとは？
- フォークとは？
- スライダーとは？
