藤原聡大投手、花園大学から楽天が1位指名を受ける快挙

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藤原聡大、楽天から1位指名を受ける

2025年10月23日、「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が開催され、関西の花園大学から藤原聡大投手(水口)が楽天イーグルスからの1位指名を受けるという快挙を達成した

この指名は、花園大学からプロ野球選手がドラフトで指名を受けた初のケースとなる

ドラフト会議は大学や高校の選手がプロ球団から指名されるイベントで、選手たちは自分の名前が呼ばれることを期待して待つ

藤原選手も学内の一室でその瞬間を見届け、「素直に嬉しかったです」と笑顔を見せ、周囲からは大きな拍手が巻き起こった

藤原選手は最速156キロの速球を武器にした関西屈指の速球派右腕で、特に変化球の精度や制球力が年々向上している

今年の秋に行われたリーグ戦では、39回を投げる中で55奪三振、防御率0.46を記録し、大学での最高のパフォーマンスを発揮した

これによってプロからの評価が急上昇した

出生地は三重県伊賀市で、高校時代は滋賀の水口高に遊撃手として入学

しかし、高校3年生からは投手に転向し、その時から140キロ台前半の速球を投げていた

高校時代は県大会の8強入りが最高成績で、夏は初戦で敗れるなど、若干の波があった

大学生活では1年春にリーグ戦で活躍し、2年春には全日本大学選手権にも出場

その経験を経て、今回のドラフト指名を受け、「まさか呼ばれるとは思っていませんでした」と驚きを示しながら、「160キロを目指して頑張ります

チームから必要とされて、ファンの皆様から応援されるピッチャーになりたいです」と今後の抱負を語った

身体能力が高く、将来的な成長が期待される藤原選手は、同じ楽天の則本昂大投手に似ているという声も聞かれ、次期エースとしての期待が高まりつつある

藤原聡大投手のドラフト指名は、関西の大学からプロへの道を切り開く快挙となりました。彼は実力を着実に向上させ、周囲からの期待も高まっている中、今後の成長が楽しみです。特に彼が持つ『160キロを目指す』という目標には、多くのファンも期待を寄せているでしょう。
キーワード解説

  • プロ野球ドラフト会議とは?選手たちがプロ球団から選ばれるイベントで、各球団が必要とする選手を指名する。
  • 速球派とは?速球を主体とする投手のこと。投球スピードが非常に速く、打者に対して強いプレッシャーを与える。
  • 防御率とは?投手が与えた失点をもとに、その投手の成績を示す数字。小さいほど良いとされ、投手の実力を図る指標となる。
  • 変化球とは?主にスライダーやカーブなど、直球とは異なった軌道で投げられる球種のこと。打者を騙して打たせないために重要な投球技術である。

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