ソフトバンク復帰の近藤、先制打で存在感を示すも日本シリーズ初戦を落とす
「SMBC日本シリーズ2025、ソフトバンク1-2阪神」(25日、みずほペイペイドーム)の初戦で、ソフトバンクは阪神に敗北したものの、貴重な戦力が帰ってきたことは喜ばしいニュースである今回、左脇腹の痛みでクライマックスシリーズ (CS) ファイナルステージを欠場していた近藤が「4番・指名打者」として復帰した
彼はこの試合で先制打を含む2安打を記録し、チームにとって頼れる選手の存在を改めて示した
近藤は試合後、「日本シリーズに向けてリハビリしましたし、みんなが(CSで)勝ってくれたので、この舞台に立たせてもらっている」とコメント
彼の打席での雰囲気が変わったことは明らかで、初回の2死二塁での先制打は、村上投手のフルカウントから浮いた高めの直球を捉え、中前に適時打を放った
さらに、8回には1死から及川投手から左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、状態が上向いていることを示した
ただし、チームは完全なフルメンバーが揃わず、今回の試合では中村選手が右股関節のコンディション不良によりベンチから外れていた
小久保監督は当初、中村選手をスタメンに起用する予定であったが、急遽打順を変更することを余儀なくされた
今年の公式戦からCSまで、主力選手が満足に揃った時期がなかったことから、嫌な流れが続いているが、近藤は「長くて、あと6試合
できることに集中して」と抱負を語った
日本一を目指すソフトバンクにとって、次の第2戦は絶対に落とせない一戦となる
ソフトバンクの近藤選手が復帰し、試合で活躍したことはチームにとって大きな希望をもたらす。一方で、主力選手が揃わないという厳しい状況が続いている点は心配だ。次の試合では、ケガを乗り越えた選手たちが真の力を発揮し、日本一を目指す姿を期待したい。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは? - プロ野球のポストシーズンにおけるプレイオフの一つで、各リーグの勝者が日本シリーズに進出するための戦いを意味する。
- 指名打者とは? - 野球ルールの一つで、投手を除いた選手の中から指定された選手が打席に立つ権利を持つ制度で、主に打撃に特化した選手が起用される。
- 適時打とは? - ゲームの状況に応じて、ランナーを得点させるために打つヒットのこと。

