昨シーズン限りで横浜DeNAベイスターズを退団し、今シーズンは巨人で新たなスタートを切る
彼は、特に“東野仕込み”のスクリューを武器にしたいと考えている
石川選手は、昨シーズンの登板数が28試合と1軍では最多だったものの、「40試合に登板したい」という目標を掲げている
ホールドとは、中継ぎ投手や抑え投手が試合を締めくくる際に、勝利投手となるサポートをすることを意味しており、重要な数字となる
彼がスクリュー球を習得したのは昨年の夏
ファームで左打者に対する被打率が高く悩んでいた時、当時、DeNAの2軍投手アシスタントコーチを務めていた東野峻氏からスクリューの投げ方を教わった
スクリュー球は、ボールを人差し指で押すことで、横、斜め、縦と異なる方向に変化する特性を持つ
石川選手は、ブルペンで30球の投球練習を行い、新しく習得したスクリュー球に好感触を抱いた
この日は日本テレビ系の取材に対して「自信をつかめた」と語っている
自分の憧れである巨人で再出発することに石川選手は喜びを感じており、神奈川出身である彼は小学生時代に月3回ほど東京ドームで試合を観戦していたという
特に2010年に13勝を上げた東野選手(巨人)が印象深い
石川選手は「最後はジャイアンツでプレーしてみたい」と語り、早い段階での契約に感謝の意を表した
今シーズンは、キャンプ1軍スタートが濃厚な石川選手
彼は「2月1日からスタート、そう覚悟を決めて」と意気込む
昨季はリーグトップの救援防御率を誇るブルペン陣に名を連ねることを目指している
石川達也のプロフィール
- 生年月日
- 1998年4月15日
- 出身地
- 横浜市
- 身長・体重
- 178cm、75kg
- 投打
- 左投右打
- 通算成績
- 登板46試合、0勝0敗、5ホールド、防御率2.63
キーワード解説
- スクリューとは?ボールを特定の指で押しつけて投げることで、横や斜めに変化する球種。
- ホールドとは?中継ぎ投手や抑えが勝利投手をサポートするための重要な投球結果。