プロ野球日本シリーズ2025初戦、ソフトバンクの有原と阪神の村上が先発で激突

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■プロ野球 SMBC日本シリーズ2025第1戦 ソフトバンク-阪神(10月25日 みずほPayPay)

日本野球機構(NPB)は10月24日、日本シリーズ初戦の予告先発投手を発表しました

阪神タイガースの村上頌樹投手と、福岡ソフトバンクホークスの有原航平投手が先発することが決まり、両チームのリーグ最多勝投手による対戦となります

ますます期待が高まるこの一戦は、両チームのファンにとって特別な意味を持つ試合になるでしょう

両チームの日本シリーズ進出状況

阪神は2年ぶりに8度目の日本シリーズ進出を果たし、ソフトバンクは2年連続で22度目の出場となります

この試合において、阪神は3度目の日本一を、ソフトバンクは5年ぶり12度目の日本一を目指しています

過去には同じく日本シリーズに進出している両チームですが、その戦績は阪神にとって厳しいものとなっており、64年、03年、14年と全ての対戦で阪神は敗れています

阪神の先発・村上頌樹投手の活躍

阪神の先発投手として注目される村上頌樹(27)選手は、今季26試合に登板し、セ・リーグ最多タイである14勝(4敗)を挙げています

彼は防御率2.10を誇り、勝利率(勝利数を試合数で割った数字)は.778、奪三振数は144と、いずれもリーグのトップに君臨する「三冠」成績を収めています

特にソフトバンク戦では、交流戦での対戦時に8回5安打1失点と好投しており、過去の日本シリーズでは特にシーズンの雰囲気とは異なる重要な場面での実力が試されることでしょう

ソフトバンクの先発・有原航平投手の実績

一方、ソフトバンクの先発投手である有原航平(33)選手も注目の存在です

彼は今季、26試合に登板し、パ・リーグ最多の14勝(9敗)をマークしています

防御率は3.03であり、リーグ内での安定感を示しています

有原選手は昨年に続き、自身3度目の最多勝を獲得し、過去の日本シリーズでも重要な場面での登板経験があります

昨年の日本シリーズでは第1戦において7回を投げて無失点を記録し、勝ち投手となった実績があります

期待される壮絶な投手戦
この第1戦は、各チームの先発投手が持つ実力と経験を生かした投手戦が期待されます

両チームのファンのみならず、日本の野球界全体が注目する中、村上投手と有原投手のどちらが優位に試合を進めるのか、見る者を魅了することは間違いありません

今回の日本シリーズ初戦は、両チームの先発投手がリーグ最多勝ということで、非常に注目されています。過去の対戦成績からも、阪神は苦しい戦いを強いられる可能性がありますが、村上選手の躍動感次第で新たな歴史を作ることができるかもしれません。一方、有原選手も、一昨年末の経験を最大限に活用し、圧巻のピッチングを見せてほしいです。両チームの選手たちの活躍に期待がかかります。
キーワード解説

  • 日本シリーズとは? 日本シリーズはプロ野球の年度終盤に行われる、セ・リーグとパ・リーグのチャンピオンチームが争う決勝戦のことです。
  • 最多勝とは? 最多勝は、シーズン中に最も多くの勝利を挙げた投手に与えられるタイトルであり、その年の投手の実力を示す重要な指標です。
  • 防御率とは? 防御率は、投手が登板した際に与えた自責点を基に算出される指標で、投手のピッチングの良さを測るために用いられます。

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