特に2025年オフは実績を積んだ選手たちが続々と戦力外通告を受け、その中には投手として評価の高い高橋礼選手も含まれている
今回は高橋選手の経歴と近年のパフォーマンスを振り返る
高橋礼選手のプロフィール
- 投打
- 右投右打
- 身長/体重
- 187cm/90kg
- 生年月日
- 1995年11月2日
- 経歴
- 専大松戸高 - 専修大・ドラフト:2017年ドラフト2位(ソフトバンク)
アンダースロー投手としてのキャリア
高橋礼選手はプロ野球界でも希少なアンダースローとして活躍してきたアンダースローとは、投手が腕を横に振りながら投げる投球スタイルの一つで、バッターにとっては球の軌道を読みづらくなるため、打たれにくい特性がある
高橋選手は、2019年に新人王に輝くなど、その才能を証明した
近年の成績変遷
入団後、高橋選手は特に2019年に先発ローテーションに定着し、23試合で12勝6敗、防御率3.34を記録して新人王を受賞した2020年には中継ぎに転向し、52試合登板、4勝2敗、23ホールド、防御率2.65と活躍
しかし、2021年以降は制球難に悩み、成績が低迷し続けることになった
戦力外通告の背景
2023シーズンは5試合の登板に留まり、オフには読売ジャイアンツへトレードされた2024年には開幕ローテーションを勝ち取ったが、5月以降に思うような結果が出せず、2025年オフには戦力外通告を受けることとなった
シーズンを通じて一軍の登板が無かったことが響いたのか、ファンや関係者には衝撃が走った
高橋礼選手の戦力外通告は、多くのファンにとって大きな驚きであり、彼の投球スタイルや過去の実績からも彼のキャリアに対する期待の大きさが伺える。プロ野球の厳しい世界では、実績があっても結果を出せない選手が厳しい選択を迫られる現実を改めて感じさせる出来事であった。
キーワード解説
- アンダースローとは?投手が腕を横に振りながらボールを投げるスタイルで、独自の球の軌道を持つため、バッターにとっては狙いづらくなる。
- 新人王とは?プロ野球において、その年にデビューした選手の中で最も優れた成績を収めた選手に与えられる名誉ある賞。
- 防御率とは?投手が1試合を通じて何点の失点を記録したかを示す指標で、低いほど成績が良い。

