筑後ファーム施設で行った自主トレーニングの中で、杉山投手はカーブの精度向上に取り組んでいることを語り、打者にとっての驚異となるような球種習得の意気込みを見せた
昨季の活躍とカーブの重要性
杉山投手は昨季、1軍で自己最多となる50試合に登板し、4勝0敗、14ホールド、1セーブ、防御率1.61を記録これにより、チームの4年ぶりのリーグ優勝に貢献した
特に直球とフォークを中心に戦ったが、カーブの割合は「3試合に1球ほど」と少なかったため、今後のシーズンに向けてカーブの使用頻度を増やす方針を明かした
カーブとは?
カーブは、ボールがバッターに近づくにつれて大きく落ちるように投げる変化球ですスピンをかけることでその特性が生まれ、バッターにとっては予測しづらい球種になる
コーチの期待と今後の目標
杉山投手は、オフ前に倉野投手コーチと話し合い、「カーブの習得」が重要であると認識し合った倉野コーチは「第3の球種を持つことが、選手のレベルを大きく引き上げる要因になる」と力強くエールを送った
これにより、杉山投手は開幕までにカーブを磨き上げる目標を掲げている
自己管理の重要性
「自分で操作できるのは防御率だけより低くしたい」という目標を持つ杉山投手は、カーブを加えることで打者にとって相当やっかいなピッチャーになることを狙っている
150キロ超の直球やフォークに加えてカーブが加われば、相手打者にとっては難敵となるだろう
杉山投手のカーブ習得への挑戦は、昨季の成功を維持し、さらなる成長を目指すことから非常に重要です。多様な球種を持つことはピッチャーにとって欠かせない要素であり、打者を圧倒するための武器となるでしょう。日々の努力が今後の成績にどのように反映されるのか、注目が集まります。
キーワード解説
- カーブとは?ボールがバッターに近づくにつれて大きく落ちる変化球のこと。
- 防御率とは?投手が与えた自責点の平均を示し、投手の実力を表す指標。
- ホールドとは?リリーフ投手が、自チームが勝っている状況で登板し、失点をしなかった場合に記録される。

