ヤクルトのドラフト6位指名、石井巧選手が目指す「欠かせぬ存在」

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東京ヤクルトスワローズは、2025年ドラフトで6位指名したNTT東日本の内野手・石井巧選手(23)に対する指名あいさつを、千葉県船橋市の同社施設で行いました

今回の指名は、石井選手が地元・栃木県那珂川町の米農家という背景を持つこともあり、話題を呼んでいます

石井選手は「小さい頃から憧れの舞台だった

挑戦できるのはとてもうれしい」と述べ、夢の実現に対する期待感をあらわにしました

石井選手は、作新学院と中央大学を経て、NTT東日本でのキャリアを積んできました

兄は北海道日本ハムファイターズに所属する石井一成選手で、スポーツ一家として知られています

彼は球団のスカウトから守備力を高く評価されており、即戦力としての活躍が期待されています

また、石井選手の実家では、室町時代から続く歴史ある米農家を営んでおり、特に「石井米」というブランド米を生産しています

「育てた米はおいしく、それに対して感謝の気持ちを持っています

勝負飯としても石井米を大切にしたい」と話し、家庭的な一面を伺わせました

守備の派手さはないものの、彼自身は「堅実にこなす選手」を目指すと強調し、チームにとって欠かせない存在になることを目指しています

彼は「チームに早く貢献したい」とも語り、今後の成長が期待されます

毎日の食卓で必須アイテムとなる白米のように、地味でも確かな存在感を持つ選手へと成長していくことを目指しています

コロナ禍以降、プロ野球選手の育成やスカウトの目線も変わってきた中で、石井選手のような選手が注目されることは時代の変化を象徴しています。守備力に重点を置く選手が増えてきた中、彼が地道に成長していく姿が見られることが楽しみです。
キーワード解説

  • 内野手とは?: 内野手は、野球において、内野のポジションで守りを担当する選手のことを指します。具体的には一塁、二塁、三塁、遊撃の4ポジションに分かれています。
  • ユーティリティープレーヤーとは?: ユーティリティープレーヤーは、複数のポジションをこなすことができる選手のことを言います。チームにとって重要な存在で、状況に応じて柔軟に戦力となります。
  • 守備力とは?: 守備力は、選手が守備ポジションでどれだけ有効にプレーできるかを示す指標です。球を捕る、送球するなどの技術が必要です。

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