オリックス・平井コーチが震災から30年を振り返り、復興の大切さを語る

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2025年1月17日、オリックス・平井正史2軍投手コーチ(49)が、震災から30年を迎えるにあたり、その時の経験と復興への思いを語りました

震災と野球人生

平井コーチは、1995年に発生した阪神淡路大震災によって大きな影響を受けました

プロ2年目の彼は、当時神戸市にあった選手寮「青濤館」で震災に直面し、オフの自主トレーニングもできない状態でした

「野球をやるメンタルにはならなかった」と彼は振り返ります

復興とチームの結束

その後、2月1日に宮古島でキャンプインを迎えたチームは、「がんばろうKOBE」というスローガンのもと、一丸となってリーグ優勝を目指しました

平井コーチは、1987年のプロ入り以来の成果として15勝5敗27セーブを記録し、新人王、勝率1位、最優秀救援投手賞の3冠に輝きました

支え合う力

平井コーチは「お客さんが戻ってきてくれて、スローガンを通じてチーム全体、そして神戸全体がまとまった」と語り、周囲の支えが自身の成績に影響を与えたと感謝の意を示しました

震災の記憶と教訓
また、平井コーチは「神戸は30年経ったが、毎年どこかで災害が起こる

震災を経験した自分として、災害の恐ろしさと復興の大切さを伝え続ける必要がある」と訴え、記憶を風化させてはいけないと強調しました

阪井 日向平井コーチの振り返りは、震災を経験した人々の思いやりと復興への願いを示すものです。彼の言葉は、どんな困難な状況でも希望を持って前を向く大切さを教えてくれます。また、災害の記憶を風化させずに伝えることの重要性も訴えかけています。
キーワード解説

  • 震災とは?自然の力によって引き起こされる大きな災害で、人々の生活に大きな影響を与えます。
  • 復興とは?災害から立ち直り、元の状態に戻すことを指します。コミュニティや経済が再生することが重要です。
  • スローガンとは?特定の目的や理念を表現する短い文やフレーズで、集団の結束を促進する役割があります。

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