阪神・佐藤輝、8回の适時打で逆転の道筋を開く

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阪神・佐藤輝明選手、逆転の起点に

日本ハムの元エースで解説者の岩本勉氏(54)がYouTubeチャンネル「岩本勉チャンネル」を更新し、2025年10月30日に行われた日本シリーズ第4戦での阪神・佐藤輝明内野手(26)の活躍を称賛した

試合は阪神が敗れたが、終盤に見られた攻撃の迫力には多くの見どころがあった

8回の激闘

3点を追う阪神は、8回にソフトバンクのセットアッパー松本裕樹に挑んだ

無死一、二塁という好機をつくり、相手投手の立ち上がりを攻める

岩本氏は「ランナー二人抱えて、松本裕樹の開き直りが強かった

ボールがビンビンに切れていた」と述べつつ、次の打者である森下が見逃し三振に終わったことにも言及した

佐藤選手の印象的な一打

続く佐藤輝選手は、3ボールのカウントから146キロのフォークを中前に運び、適時打を記録した

岩本氏は、1球待つことがその場面での定石だとしながらも、「打ちに行った佐藤の判断が正解だ」と強調した

「バットを出さないとバットは出ない

佐藤の勇気あるスイングは、本当に大きな意味を持った」と説明した

信じられない逆転劇への布石
この日の試合で佐藤選手はこれまでの打席で凡退していたが、その逆境を乗り越え、4番として存在感を発揮した

岩本氏は「4番のバットが得点の扉をこじ開けた」と称賛し、続く大山選手の二ゴロによって1点差に迫ったことにも触れた

「松本裕樹がフラついたわけじゃなく、タイガースが駆け引きの中で2点を取った」と分析している

現在、阪神は1勝3敗と崖っぷちに立たされているものの、佐藤選手の適時打は第5戦への希望をつなぐ結果となった

今回の試合では、佐藤選手の適時打が注目される一打となり、チームの流れを変えるきっかけとなりました。厳しい状況の中で彼が果敢に攻めた姿勢は、仲間たちにも勇気を与えたことでしょう。チームが再逆転を狙うためには、これからの試合でのさらなる活躍が必要です。
キーワード解説

  • フォークとは?:フォークボールは、特に打者がバットを振るタイミングを狂わせるために投げられる変化球です。通常は速球よりも遅い速度で投げられ、落下する角度が急なため、打者が振り遅れてしまうことが多いです。
  • セットアッパーとは?:セットアッパーは、試合の終盤に登板し、試合を締めくくるクローザーにバトンタッチする役割を持つ投手のことを指します。試合状況を見極め、打者との駆け引きを制する能力が求められます。

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