ソフトバンク、山川の3試合連続本塁打で日本一に王手

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2025年10月30日、福岡PayPayドームにて行われた日本シリーズ第4戦で、ソフトバンクホークスが阪神タイガースを3対2で制し、3勝1敗とし日本一に王手をかけました

特に目を引いたのは、ソフトバンクの4番打者、山川穂高の活躍です

彼は日本シリーズ史上でわずか5人目となる3試合連続本塁打を記録しました

山川穂高の圧巻の一発

試合は2回に展開しました

先発の阪神左腕、高橋遥人投手からの148km/hのストレートを捉え、山川は見事なホームランを放ちました

逆球となったその球を見逃すわけがなく、「打った瞬間はどうかなと思ったが、打球が伸びてくれてよかった」と本人も振り返ります

過去の難関を越えて

昨年の日本シリーズでは、DeNAの戸柱恭孝捕手に徹底マークされ、結果的に打撃に影響が出てしまった山川

しかし、今回は自らの打撃技術に集中することで、捕手との駆け引きを重要視せず、シンプルに球を打ち返すことに徹しています

その姿勢が好調の理由と言えそうです

ミス連発でも勝ち切る力

一方、ソフトバンクはこのシリーズでミスを連発しています

特に甲子園球場の天然芝と土の環境に慣れないせいもあって、守備面で多くのミスが目立ちました

第3戦では、三塁手の栗原陵矢や捕手の海野のエラーが致命的な場面を作り出しました

しかし、山川の活躍によって、すべてを覆す力を見せつけています

ミスが勝負に影響しないはず

野球界では「ミスが出た方が負ける」という戒めの言葉が存在しますが、今回のソフトバンクの戦いはその逆を証明しています

ミスが続く中でも力で相手を押し切る姿勢は、王者の底力を感じさせます

この試合では、ソフトバンクが勝利を収めたものの、ミスが目立ちました。しかし、山川選手の活躍がそれを補う形となり、彼のパフォーマンスがチーム全体の士気を高めたとも言えるでしょう。特に彼の3試合連続本塁打は、相手に対する強いメッセージとなりました。
キーワード解説

  • 日本シリーズとは? 日本のプロ野球における最高峰の試合で、各リーグの優勝チームが対戦する。
  • 本塁打とは? バッターがボールを打ち、直接外野フェンスを越えて得点をすること。
  • ストレートとは? ピッチャーが投げる最も基本的な球種で、直線的な軌道で来るため打者にとってわかりやすい。
  • エラーとは? 守備側の選手がボール処理を誤ること。ミスを意味し、得点につながる原因となることが多い。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。