西武が新たな「お昼寝タイム」を導入し疲労回復を図る

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プロ野球西武ライオンズは、3年連続でBクラスに低迷しているチームの再建に向けて、新たな試みを導入しました

この試みは「お昼寝タイム」で、選手たちのフィジカルの強化を目的としています

秋季キャンプは、埼玉県所沢市と宮崎県南郷町に分かれて30日にスタートしましたが、特に所沢キャンプでは午後0時30分から同2時までを昼食と昼寝の時間として設定しています

この時間帯には、リクライニングチェアが設置された部屋で、選手たちは15分から30分の仮眠を取ることができます

この手法は「パワーナップ」と呼ばれ、短時間の仮眠によって疲労回復やストレス軽減、さらには集中力や記憶力の向上が期待されています

所沢キャンプで指揮を執る小関2軍監督は、「夜も良質な睡眠が取りやすくなるらしい

たとえ寝られなくても、目を軽く閉じてリラックスすることが重要だ」と語っています

一方、南郷キャンプでは、施設の都合上、選手たちは停車中のチームバスの中で昼寝をすることになります

食後すぐに仮眠を取ることになりますが、実際には医学的にも食後に体を横にすることが消化を促進することが確認されています

選手たちの反応は様々で、「眠れない」、「10分ほどは寝た」、「一度寝ると動けない気がする」といった意見が聞かれますが、この新しい試みが選手たちのパフォーマンス向上に貢献するかどうか、注目が集まっています

西武の「お昼寝タイム」は、選手の体調管理とパフォーマンス向上を目的としたユニークな取り組みです。賛否はあるものの、選手たちがリラックスできる環境を整えることが重要です。この新しい試みが、チームの復活につながることを期待したいですね。
キーワード解説

  • パワーナップとは?短時間の仮眠を指し、特に15分から30分の短い睡眠が推奨されます。疲労回復や働きかけを高める効果が期待されています。

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