ロッテドラフト5位指名の冨士隼斗投手、プロ入りの抱負を語る

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ロッテは2025年のドラフトで日本通運の冨士隼斗投手(23)を5位指名し、彼は31日に東京・千代田区の日本通運本社で行われた指名あいさつで、プロとしての新たな挑戦への意気込みを明かしました

「(プロの)実感が湧いてきた

早く1軍で投げてみたい」と語る彼の目には、決意と期待が宿っていました

冨士隼斗投手の成り立ち

冨士選手は、平成国際大学時代に155キロの速球を記録し、大学日本代表候補合宿に参加するほどの実力を備えていましたが、前年のドラフトでは指名漏れを経験しました

しかし、社会人野球に転向した彼は、この数年間で制球力を磨き、スライダーやフォークをはじめとする変化球の精度も向上させました

都市対抗南関東予選での圧巻のピッチング

特に今夏に行われた都市対抗南関東予選では、テイ・エステックとの試合で1安打の完封勝利を達成しました

「初めて千葉マリンに入って、すごく投げやすかった」と語る彼は、ホームスタジアムでのさらなる活躍を心待ちにしています

スカウトからの期待

担当の有吉スカウトは、「ストレートの出力高さとスタミナに注目している

彼には先発としてチームの柱になってほしい」と期待を寄せています

将来的には、最高の投手に贈られる沢村賞の受賞も視野に入っているとのことです

兄弟対決の可能性
注目すべきは、冨士選手の弟で左腕投手の冨士大和選手(19)が昨秋のドラフトで育成1位指名を受け西武に入団した事です

兄弟がプロの舞台で対決することになれば、野球界では異例のマッチアップとなり、多くのファンがその瞬間を凍結することでしょう

冨士隼斗投手がロッテにドラフト5位指名されたことで、彼のプロ野球での挑戦が始まります。指名あいさつでの彼の言葉からは高いプロ意識を感じます。社会人野球で培った実力をもとに、先発としてチームの大黒柱となることが期待されています。特に、兄弟対決が実現すれば、注目の一戦となるでしょう。
キーワード解説

  • ポジションとは?野球における選手の役割や位置を意味し、投手、捕手、内野手、外野手などがあります。
  • フォークとは?フォークボールは、球が急に落ちる変化球で、打者を翻弄するために使用されます。
  • 制球力とは?投手が投げたい場所にボールを正確に投げる能力で、この力が高いほど、バッターにヒットを打たれにくくなります。
  • 沢村賞とは?日本プロ野球において、年間を通じて最も優れた投手に贈られる賞です。

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