この取り組みには、岸田護監督をはじめ、福良淳一GM、湊通夫球団社長などの球団幹部やスタッフ、選手たち約90人が参加し、震災の被害に遭った神戸方面に向けて鎮魂の祈りを捧げました
岸田監督は震災当時、中学生として吹田市にいたことを振り返り、「すごい揺れだったのをよく覚えている
目が覚めて、立てないぐらいだった」と語りました
このような個人的な体験から、震災の苦しみを思い起こし、記憶を風化させないための重要な意味を持つ黙とうとなりました
また、震災が発生した1995年には、オリックスは11年ぶりのリーグ優勝を果たし、選手たちは活躍を通じて神戸市民に勇気や希望を与えました
岸田監督は、「野球で町を盛り上げたというところを中学生ながらに見てきたので、またそういう方々に元気になってもらえるように野球に取り組んでいかなきゃいけない」と、決意表明を述べました
今回のオリックスの取り組みは、過去の悲劇を忘れず、未来を見据える重要な意味を持つものです。選手たちや幹部が一堂に会し、祈りを捧げることで、地域への感謝や復興への決意を再確認する良い機会となりました。
キーワード解説
- 黙とうとは？何かに対して思いを馳せるために、静かに祈ることを言います。この行為は、特に災害や悲しい出来事があった時に行われることが多いです。
- 震災とは？自然災害である地震が原因で、大規模な被害や混乱が発生することを指します。阪神淡路大震災は、その名の通り、1995年に発生した大地震によるものです。
