ヤクルト・西舘昂汰選手、トミー・ジョン手術からの復帰へ向け前進

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東京ヤクルトスワローズの若き投手、西舘昂汰(にしだて こうた)選手(24)が、昨年9月に受けた右肘の内側側副靱帯再建術、通称トミー・ジョン手術からの復活に向けて着実に進展を見せています

今シーズンの秋季キャンプでは、初めてブルペンに登板し、力強いミット音を響かせました

西舘選手は手術後、右肘への恐怖心がある中での投球でしたが、「今日はコンディションも良く、割り切って投げることができた」とその心境を語りました

投球には変化球であるカーブやスライダーも含まれ、合計30球を投げ、最速143キロを記録しました

トミー・ジョン手術は、投手にとっては一般的な手術で、肘の怪我を治療するために行われます

この手術では、損傷した靱帯を移植し、投球能力を復元を目指します

しかし再発の不安が残るため、選手は慎重にリハビリを進める必要があります

投球フォームに関しては、伊藤2軍投手チーフコーチとともに、上半身と下半身の捻転差を意識した新たなフォームを習得するためのトレーニングに励んでいます

次回のブルペンでは50球を投げる計画があり、今後は術後2回目となる打撃投手も務める予定です

「来年に向けていいスタートを切れるように」と語る西舘選手は、24年ドラフト1位で入団し、今季は育成選手としてリハビリの日々を過ごしています

池山政権下で再び戦力として活躍することを目指し、一歩ずつ着実に前進しています

西舘選手が手術後に復帰に向けて努力している姿は、多くのファンに勇気を与えるものです。怪我からの復活は簡単ではありませんが、彼の前向きな姿勢が周囲を引きつけています。新たなフォームを習得しながら、次第に自信を取り戻している様子が伺え、来季の活躍が期待されます。
キーワード解説

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