特に注目されたのは、これまで主に捕手として活躍してきた内山壮真選手(23)が、新たに遊撃手としての挑戦を始めたことです
内山壮真の新たな挑戦
内山選手は、高校時代に遊撃手としての経験を持ち、石川・星稜高2年時には甲子園大会で準優勝を果たしましたプロ入り後は捕手として活動していましたが、池山監督からの指示で内野にコンバートされました
「内野の中で一番やりやすい」という内山選手は、シートノックで軽やかな足運びを見せ、次々と打球を処理していきました
監督の思惑とチームの競争
池山監督は、外野での動きに課題を感じさせ、「捕手は腰の手術もしていて厳しい」との理由から、内山選手を遊撃手に配置しました遊撃手には、昨季全143試合で先発出場し最多安打を獲得した長岡選手(24)がいますが、村上選手が米大リーグに挑戦予定であることから、チーム全体の競争を促す狙いがあります
「競争があると、他の選手も奮起する」と池山監督は語ります
内山の期待と今後の展望
内山選手は、今季116試合に外野手として出場し、打率262、8本塁打、48打点を記録しました監督は「彼がどこに入るかが一つの鍵」と期待を寄せており、今後は遊撃手に加えて三塁なども視野に入れた練習が行われる予定です
内山選手自身も「(内野で長岡と)互いに高め合っていければ」と語り、自己の成長とチームの再建に向けた意気込みを示しました
新監督の池山隆寛が内山壮真選手を遊撃手に挑戦させたことで、チーム内の競争がさらに活性化することが期待されます。内山選手の過去の経験を生かした新たなポジションでの成長に注目です。
キーワード解説
- シートノックとは?:選手が実際の試合を想定し、守備の練習を行うことです。
- コンバートとは?:選手が主な守るポジションを変えることを指します。
- 捕手とは?:野球におけるポジションで、投手が投げたボールを受ける役割を担います。

