巨人育成D5位・知念大成選手、異例の早期合流でプロの洗礼を受ける

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2025年11月7日、プロ野球界に新たな風が吹いている

東京・稲城市にあるジャイアンツタウンスタジアムで行われる秋季練習が、第3クールに突入したこの日、育成5位指名を受けた知念大成選手(25、オイシックス)が、仮契約を前に異例のスピードで合流した

知念選手は8時間に及ぶ厳しいトレーニングメニューを完遂し、「きつかったです

これがプロなんだなと実感しています」と感想を述べた

知念選手の特徴は、独立リーグ出身であること

契約を交わす前でも練習参加が可能で、従来のルールに則り早期合流を果たした

彼は沖縄尚学高での先輩であるリチャード選手からの助言を受け、シートノックでは左翼手として守備練習を行った

特に印象的だったのは、ティー打撃での下半身強化メニューで、阿部監督に指導される中で右足をつり、苦しむ一幕も見られた

知念選手は、沖縄電力を経てオイシックスに入団し、昨季にはイースタン・リーグの首位打者、今季には打点王のタイトルを獲得した経歴を持つオールドルーキーである

阿部監督は、「彼にはプロ野球に対する思いや、独特のプレースタイルがある

ぜひ戦力として活躍してほしい」と期待を寄せている

8日の紅白戦には出場しない予定だが、12日の紅白戦には出場する見込みだ

知念選手は、「今日の気持ちを5年後、10年後も持ち続けて必死にやっていきたい」と充実した表情で初日を振り返った

プロ野球の世界に飛び込む新星の活躍が今から楽しみだ

知念大成選手の早期合流は、プロ野球界の流れを感じさせる一例です。独立リーグからのスピード合流は異例であり、他の選手にも刺激となるでしょう。阿部監督の期待も大きく、彼の成長がチームに与える影響には注目です。
キーワード解説

  • 育成選手とは?プロ野球のチームで、未来の戦力として期待される選手であり、契約の前に育成期間を経て成長を目指す選手を指します。
  • ティー打撃とは?バッティング練習の一種で、ボールをティーの上に置き、バッターがスイングして打つ練習方法です。
  • イースタン・リーグとは?日本のプロ野球における2軍リーグで、若手選手や育成選手の技術向上のための場として機能しています。

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