中日・新たな勝利の方程式を目指すリリーフ投手たちの契約更改

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中日ドラゴンズのリリーフ投手である橋本侑樹(27)、勝野昌慶(28)、梅野雄吾(26)の3選手が、来季の勝ちパターン入りを目指して契約更改を行った

11月7日、名古屋のナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」にて、橋本は年俸3900万円(1200万円アップ)、勝野は3300万円(500万円ダウン)、梅野は2500万円(現状維持)でそれぞれ契約を結んだ

勝ちパターンとは?

野球における「勝ちパターン」とは、試合の終盤において勝利を確実にするために用いる投手の組み合わせのことを指す

通常は抑え投手とその前に出場するセットアップ投手の組み合わせで形成される

それぞれの武器を生かす挑戦

この日契約更改を終えた橋本、勝野、梅野の3選手は、来季に向けて自分たちの武器を最大限に生かすことを誓った

橋本侑樹の挑戦

橋本は今季までのキャリアで最高の成績を収め、12ホールドを記録した

彼は「自分のやりたい動きができるように、シーズン中のトレーニングやケアを見直したい」と考えている

特に、左打者に対して打たれないことを重点に置き、必殺の“左殺し”を武器に勝利の方程式入りを目指している

勝野昌慶の新たなアプローチ

勝野は球団の記録を塗り替える160キロの剛速球が魅力だったが、今季は防御率が5.00と苦戦した

彼は体幹を鍛える「ピラティス」に取り組み始め、「きついトレーニングは自分に足りない部分がある証拠

ピラティスで球速を伸ばしたい」と新たな目標に意欲を燃やしている

梅野雄吾のカーブの磨き方

梅野はカーブの精度を高めるための取り組みを進めている

今季は2勝1敗、2ホールド、防御率4.05という成績を残し、特に新たに試したカーブが好感を得た

梅野は「ヤクルト時代にあまり使わなかったカーブが使えています

さらに磨きをかけたい」と来季に向けた目標を挙げた

中日ドラゴンズの橋本、勝野、梅野の3投手が契約改定で意気込みを示した。彼らは来季の勝ちパターン入りを目指し、自身の課題を克服するための努力を誓った。個々の武器を生かし、チームの勝利に貢献する姿勢は、ファンにも期待感を抱かせるものだ。
キーワード解説

  • リリーフ投手とは?リリーフ投手とは、先発投手が早々に降板した場合や、試合終盤で勝利を守るために登板する役割の投手のことです。
  • 防御率とは?防御率とは、投手が1試合あたりに許した得点の平均を示す指標で、一般的には小さいほど投手の成績が良いことを意味します。
  • ホールドとは?ホールドとは、勝ちパターンとして登板した際に、リードを守った上で試合を引き継いだ投手に与えられる称号です。

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