広島・杉田選手、勝負の3年目を迎え秋季キャンプでさらなる成長を目指す

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広島東洋カープの育成選手、杉田健が来季の勝負の年に向けて、鍛錬の秋を過ごしている

宮崎・日南で行われている秋季キャンプでは、日々投げ込みを行いながら、球団アドバイザーの黒田博樹から貴重な助言を受けている

杉田選手は「支配下になって1軍で投げるしかない

ダメだったら切腹するぐらいの覚悟でやりたい」と強い決意を語り、昨年は「怖いもの知らず」で挑んだものの、今年は考えすぎてしまったという

彼は再度「怖いもの知らず」でいく意気込みをもっている

今季、杉田選手は2軍で18試合に登板し、2勝6敗、防御率は3.36

直球は150キロ前後を記録し、スライダーやカットボールも得意とする投手だが、支配下登録への道は依然として遠い

特に、今季は7月に前川選手と辻選手が支配下登録されたことがあり、悔しさを抱いているという

秋季キャンプでは、ブルペンで「下半身は5割ぐらいの力で、きれいな回転の真っすぐ」を投げる練習をしているという

また、右打者の内角に沈むツーシームを習得しようとしており、黒田氏から「吹き上がる感じのツーシームをイメージしていたが、それは難しいから、まずは沈む系のツーシームにした方が良い」とアドバイスを受けたそうだ

杉田選手は自身の成長を求め続け、支配下登録を目指して努力を重ねている

彼は「この力で、これぐらいの球がいくんだと体感できた」と手応えを感じており、来季への期待を高めている

杉田選手のコメントには、選手としての強い覚悟と意欲が感じられます。特に「切腹するぐらいの覚悟」といった表現は、彼の真剣さを物語っています。黒田アドバイザーからの指導を受け、自己の成長に向けて挑戦する姿勢は、他の若手選手にも良い影響を与えることでしょう。
キーワード解説

  • 支配下登録とは?:支配下登録とは、プロ野球選手が所属する球団がその選手を正式に契約し、1軍の試合でプレーできる資格を付与する制度です。
  • ツーシームとは?:ツーシームとは、ピッチャーが投げるボールの種類の一つで、通常のストレートに比べて軌道が変化し、打者にとっては打ちにくい特徴があります。

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