ブルペンでの投球練習を観察した藤川監督は、「今朝丸も、ちょっとレベルがかなり高いところに上がってきていますから、楽しみですね」とその成長を嬉しそうに述べました
昨年のドラフト2位で指名された右腕の今朝丸選手は、ウエスタン・リーグでの12試合登板で5勝0敗、防御率4.24と素晴らしい成績を残しています
大きな怪我もなく、秋季キャンプでも順調にトレーニングに励んでいます
この日は、臨時コーチのドリスからフォークとスライダーを指導されながら、さらなる技術向上を目指して投球練習を行いました
藤川監督は、この時期に技術練習に取り組むことができるのは、18歳のルーキーとしては非常に珍しいことであり、今朝丸の可能性に期待を寄せています
また、捕手の藤田選手は、今朝丸のストレートを「動くのが特徴
これが今年の成功を支えた」と評価しています
今朝丸選手自身は、「嬉しい気持ちはあるけれど、1軍のピッチャーに比べるとまだまだ足りない部分がある
このキャンプで突き詰めたい」と謙虚に話し、さらなる成長を目指しています
藤川監督も、他の若手選手たちのパフォーマンスに目を細め、「来春には非常に高いレベルでの切磋琢磨が見込まれる」と、投手陣の充実を期待しています
今朝丸選手の成長が阪神タイガースにとって非常に重要であることが見て取れる。藤川監督からの期待も大きく、今後の成績にどのように反映されるかが楽しみだ。若手投手の中での競争も激しくなり、チーム全体のレベルアップが期待される。
キーワード解説
- 藤川監督とは？：阪神タイガースの監督であり、元プロ野球選手としても活躍した投手。
- ルーキーとは？：プロスポーツにおいて、入団1年目の選手を指し、成長が期待される。
- ウエスタン・リーグとは？：日本のプロ野球の二軍リーグで、若手選手や新入団選手の成長を見る場である。
- 防御率とは？：投手が与えた自責点を9イニングあたりで表す指標で、低いほど優れた投手とされる。
- 切磋琢磨とは？：互いに競い合って成長しあうことを指す。
