中日・高橋周平、契約更改で再スタートを誓う

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中日ドラゴンズの内野手、高橋周平選手(31)が、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸6000万円で来季の契約を更新しました

今年オフに結んだ2年契約の2年目にあたります

高橋選手は今年、左肘の重傷からの復帰を目指しています

今季は、シーズンのスタート前に右手人差し指を骨折し、開幕には間に合わないなど多くの困難に直面しました

4月の初昇格後は41試合で打率2割3分4厘という結果でしたが、得点圏打率は3割を超え、勝負強さを見せました

彼が「野球人生で1番大きなけが」と語るアクシデントは、6月11日の楽天戦で発生しました

三塁守備中に送球を受けようとした際、走者と交錯し、左肘関節の脱臼と靱帯の断裂という重傷を負いました

その後、医師から即手術を勧められましたが、高橋選手は今季中の復帰を目指し、保存療法を選択

リハビリに力を入れ、驚異的な回復を遂げて9月には実戦復帰を果たしています

現在、痛みは解消され、ウエートトレーニングも再開

高橋選手は「例年より重いウエートを取り入れており、体を再構築している」と語り、自身の復活を強く意識しています

今季100試合未満の出場に留まったものの、福永選手や石川昂選手が三塁を務める中で再びチャンスをつかむ意欲を見せています

来季で15年目を迎える高橋選手は、自らの立場を理解し、「監督が求める場面で結果を残さなければチャンスはない」と気を引き締める姿勢を示しています

再び「竜のホットコーナー」を任されるため、来年のさらなる飛躍を予感させるコメントを残しています

高橋周平選手の契約更改は、彼の野球人生における重要な一歩です。数々のケガを乗り越えてきた彼が、再び一線で活躍することを期待するファンも多いでしょう。特に、今年の怪我から復帰する姿勢は、選手としての強い意志を感じさせます。将来への準備を着実に進めている彼には、来季以降の活躍が待たれます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?契約更改は、スポーツ選手が所属チームと新たな契約内容を交渉することを指します。この過程で選手の年俸や契約期間が決まります。
  • 靱帯とは?靱帯は、骨と骨をつなぐ結合組織で、関節の安定性を保つ役割を持っています。靱帯が損傷すると、関節の動きに影響が出ることがあります。
  • 保存療法とは?保存療法は、手術を行わずに自然治癒を促す治療方法のことを指します。リハビリやスポーツ医学の手法を用いて体の回復を目指します。
  • ウエートトレーニングとは?ウエートトレーニングは、筋力を向上させるためのトレーニング方法の一つで、主に重りを使って行います。筋肉を強化することで、パフォーマンスの向上が期待されます。

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