G球場を訪れた伊藤選手は、「ジャイアンツでやってきたことと変わらず、必要とされる選手になりたい」と意気込みを語りました
伊藤選手は、キャリア初期にあたる2021年に右肘のトミー・ジョン手術を受けることになり、育成登録へ移行しました
この手術は、靭帯の損傷を修復するためのもので、野球選手にとっては非常に厳しいリハビリを伴います
昨年7月に支配下選手登録へ復帰し、1軍初登板を果たした際は8試合に出場し、防御率1.04という素晴らしい成績を残しました
なお、ソフトバンクが人的補償を選択するのは今回が初めてのことで、伊藤選手は「たくさんの人に支えられて、こうして呼んでもらえたのは光栄です
評価に恥じない投球をしたい」と、意欲を新たにしました
今後はG球場で練習を続けた後、キャンプ中に引っ越しの手配を行う予定です
「生半可な気持ちじゃ1軍で投げられない
先発でも中継ぎでもできる気持ちでいます」と、パ・リーグ王者として新たな一歩を踏み出す所存であると語っています
伊藤選手の移籍は、選手本人にとって新たな挑戦の機会といえるでしょう。特にトミー・ジョン手術を乗り越えての復帰は、彼の精神力を物語っています。また、ソフトバンクにとっても新戦力として期待される選手を迎え入れることができ、今後の戦力アップが期待されます。
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは?選手が自由にチームを選べる制度で、これにより選手は新たなチームと契約を結ぶことが可能です。
- トミー・ジョン手術とは?野球選手などが受ける手術で、肘の靭帯を修復するもので、回復には長期間のリハビリを要します。