早大・伊藤樹投手、楽天からドラフト2位指名を受け指名挨拶

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2025年11月11日、楽天イーグルスからドラフト2位指名を受けた早稲田大学の伊藤樹投手(22)が、東京都新宿区の早大・大隈会館で指名挨拶を行いました

伊藤選手は秋田県出身であり、地元チームの楽天ジュニアに選ばれ小学生時代から楽天に縁があります

高校では名門・仙台育英高校で甲子園に出場した経験も持ち、東北地域の期待の星として注目されています

伊藤選手は、「小学校のときに着ていた楽天のユニフォームをまた着させていただくのは本当にうれしい」とコメントし、指名を受けた喜びを表現しました

興味深いことに、ジュニア時代は捕手としてプレーしており、練習の際には秋田から毎週末、母親に車で片道3時間もかけて通っていたと言います

彼が在籍していた楽天ジュニアの監督は、今季まで楽天の内野守備走塁コーチを務めていた塩川達也氏です

大学での成績も素晴らしく、伊藤選手は1年春から先発投手としてマウンドに上がり、今年5月の明治大学との試合ではノーヒットノーランという快挙を達成しました

また、最速152キロを誇る直球と多彩な変化球、特にスプリットも駆使して多くの打者を抑えています

伊藤選手は「4年間やって即戦力で入って活躍するというのが目標だった」と語り、1年目から新人王や2桁勝利を狙う高い目標を掲げています

この日は、楽天の愛敬尚史スカウト部長と沖原佳典アマスカウトグループマネージャーから指名挨拶を受け、三木肇監督の直筆サインが入ったドラフト会議のIDパスも贈られました

今回の指名挨拶を通して、伊藤選手が楽天と深い関係を持っていることが明らかになりました。また、彼の今後の活躍が多くのファンの期待を集めていることは間違いありません。球団にとっても、即戦力としての期待が大きい選手を手に入れたことは、チーム強化に繋がるでしょう。
キーワード解説

  • ドラフト:プロ野球選手が各球団に選ばれるための選考会。ドラフトで選ばれることは選手にとって大きな目標です。
  • ノーヒットノーラン:ピッチャーが相手チームにヒットを許さず、ゲームを完封すること。大変珍しい偉業で、ピッチングの技術が問われます。
  • 即戦力:すぐにチームで活躍できる選手のこと。多くの球団が新入選手に求める重要な要素です。

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