「2023年三井ゴールデン・グラブ賞」候補選手を守備指標UZRで分析

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プロ野球ファンにとって、守備における選手のパフォーマンスを評価することは極めて重要です

2023年の「第54回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞者が12日に発表される中、果たしてどの選手が「守備の名手」として名を馳せるのか、セイバーメトリクスの指標を用いて候補を検証しました

UZRとは何か?

ここで注目されるのが「UZR(Ultimate Zone Rating)」という指標です

これを使うことで選手の守備力をより正確に評価することができます

具体的には、選手がどれだけ失点を防いだかを数値化し、守備をした際のポジションごとのパフォーマンスを比較します

各ポジションのトップ選手

ポジション 選手名 UZR
一塁手 頓宮裕真(オリックス) 3.0
二塁手 滝澤夏央(西武)、石井一成(日本ハム) 7.4
三塁手 栗原陵矢(ソフトバンク) 0.9
遊撃手 友杉篤輝(ロッテ) 6.1

外野手の成績

外野手においては、楽天の中島大輔が目を引く存在です

彼は左翼手で10.3、右翼手で9.0、さらに中堅手でも1.4のUZRを記録し、合計では20.7となり、全12球団の中で最高の成績を残しました

11月12日の発表に注目
今後の「三井ゴールデン・グラブ賞」の発表では、源田壮亮(西武)が7年連続で受賞するのか、また新たな選手が彼の地位を脅かすのかが注目です

特に、守備力の面から新たな名手が登場する可能性もあり、プロ野球界の動向に目が離せません

今回の分析から、守備における選手の能力を数値化する「UZR」が選手選考にどれほど重要であるかが浮き彫りになりました。特に中島大輔選手の活躍が際立っており、今後どのような展開が待っているのか非常に楽しみです。
キーワード解説

  • UZRとは?守備力を数値で表し、選手がどれだけ失点を防いだかを評価する指標です。
  • セイバーメトリクスとは?野球のデータを科学的に分析する方法論で、多くの指標を使って選手のパフォーマンスを評価します。
  • 守備率とは?守備の成功や失敗を示す割合で、守備手が打球を処理した回数を基に計算されます。

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