阪神近本光司、FA権行使せず残留決定。ファンとの絆を重視

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阪神タイガースの外野手、近本光司選手(30)が、2025年シーズン終了後に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、球団に残留することが明らかになった

申請期限日である11日に、本人から球団に対して結論を伝えた

2025年からの複数年契約の可能性が高いと見られている

近本選手の決断の理由

近本選手は、自身の決断の背景について語った

「甲子園での7年間、ファンの皆さんの声援の中でプレーするのがとても素晴らしい経験で、これからもその環境で楽しく野球を続けたいと思いました」とコメントした

近本選手はこれまでのプロキャリアで944試合に出場し、打率は2割8分8厘、安打数は1093本という安定した成績を収めており、特に2023年と2024年のリーグ優勝にも貢献してきた

ファンとのつながりを重視

近本選手は、淡路島出身であり、子供の頃から阪神タイガースを観戦し、憧れの存在だったという

彼は「ドラフト1位で指名され、このチームに入った時は11年、12年優勝していなかったので、優勝したいという強い気持ちでプレーしてきた」と思い返した

近年の優勝経験についても、「2年前と今年に優勝を果たし、本当にこのチームで頑張ってよかった」とし、ファンやチームメートと喜びを分かち合いたいと語った

彼のこの言葉は、ファンとの強い絆を重要視する心情を示している

近本選手の今後の展望

近本選手は「これからも個人的に楽しく野球を続けられることがモチベーション」と明かし、今後の活躍に対する期待が高まる

ファンも彼の決断に安堵し、引き続き彼を応援していくことだろう

今回、近本選手がFA権を行使せずに残留を決めたことは、選手自身の思いやファンとの絆が深いことを示しています。チームの成功に貢献したい気持ちが強く、彼の残留は阪神タイガースにとっても大きな励みとなるでしょう。
キーワード解説

  • FA権とは?フリーエージェント権の略で、選手が契約の縛りを受けずに他のチームに移籍することができる権利。
  • 複数年契約とは?選手がチームと結ぶ契約が数年にわたるもので、チームにとっても選手にとっても安定した関係を築くことができる。

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