松山竜平がトライアウトで存在感を示す、40歳でもなお現役への挑戦
日本プロ野球選手会が主催する「エイブルトライアウト2025~挑め、その先へ~」が12日、広島のマツダスタジアムで行われ、38選手が参加しましたこのトライアウトで最年長参加選手として注目を集めたのは、広島東洋カープから戦力外通告を受けた松山竜平内野手(40)です
午前10時30分から始まったトライアウトでは、最初のマウンドに竹内龍臣(23=中日―茨城アストロプラネッツ)が立ち、松山はシート打撃形式で3人目の打者として登場しました
松山がバッターボックスに立つと、球場全体から大きな歓声と拍手が巻き起こりました
40歳の身に着けた打撃フォームは、まさに熟練の技
それでも、23歳の右腕の切れのあるボールに対してフルスイングを見せ、観衆の注目を一身に浴びました
松山選手は、鹿屋中央高等学校から九州国際大学を経て、2007年に大学生・社会人ドラフトで広島に入団
彼の武器は勝負強い打撃で、13年には初の2桁本塁打を達成
特に、2016年から2018年にかけてはチームのリーグ3連覇に貢献し、2018年には自己最多の124試合に出場し、打率・302、12本塁打、74打点を記録しました
近年は若手選手の台頭により出場機会は減りましたが、2023年には代打として打率・380、21打点の好成績を残しており、松山選手の勝負強さは変わらぬものです
今シーズンの出場試合は最終戦の1試合のみでしたが、プロ18年間での通算成績は1304試合出場、打率・278、83本塁打、535打点という輝かしい数字です
松山選手はこのトライアウトで自身の存在を再アピールし、次なるステップへの挑戦を決意することでしょう
松山竜平選手のトライアウトでの姿は、年齢を感じさせない素晴らしいものでした。40歳という年齢にもかかわらず、フルスイングを見せる姿に観客は感動し、多くのスカウトたちも彼に注目していました。彼のこれまでの経験と実績は、まだまだ現役選手として活躍できる証です。
キーワード解説
- トライアウトとは?プロスポーツ選手がチームに加入するための試験のことで、選手の技術やパフォーマンスを評価します。
- シート打撃とは?バッターとピッチャーが対戦する練習方法で、実戦に近い形で選手の打撃力を確認するために行われます。
- 勝負強さとは?重要な場面でしっかりと結果を残す選手の特性を指します。この能力がある選手は、試合の流れを変える力を持っています。

