パドレスのA.J.プレラーGMが西武からポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指す今井達也投手(27)について「私はここ数シーズン、今井のことを見ており、年々成長を遂げる彼の継続的な進化を見るのは楽しいこと」と明かした
今井は今季10試合で5勝、防御率1・92という好成績を残しており、NPB(日本プロ野球)通算では159試合に出場し58勝45敗、防御率3・15の成績を誇ります
プロ野球界での10年目を迎える来季から海を渡る可能性が高まっています
プレラーGMはさらに今井の投手としての長所を「球速が速く、アスリートであり、球速を維持することができ、コントロールが改善し続けている」と評価し、獲得に向けた意欲を示しました
現在パドレスは、シーズンオフにFAとなるシース、キングの両右腕に加え、ダルビッシュが右肘の靱帯修復手術を受けるため、先発投手の補強が急務となっています
プレラーGMは、「私たちは日本に常勤のグループを置いています
それから、プロスカウトたちが渡航し、ターゲットとした注目選手を見ています
そして、私自身も日本を訪れています
ですから、私たちは十分な数の視察を行っていると言えます
今井にとってその時(交渉解禁)が来たときには、すぐに対応できる準備があります」とも述べ、今井投手の獲得に向けた準備が整っていることを強調しました
なお、GM会議は毎年オフに米大リーグ30球団のGMや球団幹部が集まり、さまざまな議題について話し合う場です
編成責任者が集まるため、移籍市場の情報交換が行われる重要な機会となります
市場が大きく動くのは球団首脳や代理人が集結するウインターミーティング(今年は12月初旬から米フロリダ州オーランドで開催)ですが、ストーブリーグの幕開けとしても注目されています
今回のプレラーGMの発言から、今井達也投手が米大リーグに進出する可能性が高いことがわかります。彼の能力が評価されていることは、日本のプロ野球界にとっても誇らしいことです。今後の動向に注目です。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?
- 防御率とは?
- FA(フリーエージェント)とは?

