巨人から戦力外の鴨打瑛二投手、トライアウト参加で自己評価を語る

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◆エイブルトライアウト(12日・マツダスタジアム) 巨人から戦力外通告を受けた鴨打瑛二投手がトライアウトに参加し、3名の打者と対戦しました

初対戦の前西武・渡部選手を二飛、続いて前広島・中村選手を中飛で打ち取ったものの、3人目の打者である元巨人の松原選手にはストレートの四球を与えました

鴨打投手は、「角度は生かせたかなと思います

最後はフォアボールを出してしまったのですが、(前の)2人の打者には結構納得がいくボールが投げられたと思います」と、自身の投球について振り返りました

今後について鴨打投手は「(地元の)九州でやりたい気持ちはある」と希望を語り、野球を継続する意志を示しました

鴨打選手は長崎・創成館から2021年の育成ドラフトで5位指名を受けて入団しました

身長195センチ、体重100キロの大型左腕として知られ、主に3軍戦で先発として数多くの経験を積みましたが、4年間で支配下契約への昇格には至りませんでした

また、小学校6年生の2015年にはソフトバンクホークスジュニアに選出され、同じチームには23日のドラフト会議で楽天から3位指名を受けた中大・繁永晟内野手(大阪桐蔭高出身)や、ロッテから2位指名を受けた明大・毛利海大投手(福岡大大濠高出身)もいました

鴨打瑛二投手は、巨人からの戦力外通告後にトライアウトに参加し、自らの投球パフォーマンスを評価しました。プロ選手としてのキャリアの続行を希望する中で、地元九州でのプレーを念頭に置く姿勢が印象的です。彼の大型左腕としてのポテンシャルに期待が寄せられています。
キーワード解説

  • トライアウトとは?:トライアウトとは、プロ野球選手や候補生がチームのスカウトやコーチに自分の実力をアピールするために行う試験のことです。
  • 戦力外通告とは?:戦力外通告は、プロ野球チームが選手に対して契約の解除を告げるもので、選手は新しいチームを探す必要があります。
  • 育成ドラフトとは?:育成ドラフトは、プロ野球チームが将来の戦力として育てる選手を獲得するための特別なドラフトで、育成契約を結びます。

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