巨人・リチャードが紅白戦で本塁打、来季への期待膨らむ

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巨人は2025年11月12日、東京都稲城市のジャイアンツタウンスタジアムで秋季キャンプ最終クールの2日目に紅白戦を行った

この試合では、紅組の4番を務めたリチャード選手が両チーム唯一の本塁打を放ち、強打を印象づけた

本塁打の瞬間

リチャード選手は6回2死走者なしの場面で、白組6番手の育成右腕・園田投手から追い込まれた状況の中で見事な一発を放った

低めの球に対して、姿勢を少し崩されながらも瞬時に体を沈め、最後は左手だけでスイングを行った

この打席での心境をリチャード選手は「本塁打を狙っていた

いい反応だった」と振り返った

阿部監督の指導法

リチャード選手は、阿部監督の指導に感謝の意を示した

特に、ロングティーの練習では下半身を沈めた構えを取り、体が立たなくなるまで振るトレーニングを行ったことが、瞬時の反応に結びついたという

これにより「強化が、とっさに出る」という自信を得た

岡本選手の移籍と今後の展望

オフシーズンに岡本選手がポスティングシステムを利用して米大リーグへの移籍を目指していることについて、阿部監督は「主砲の穴埋めの難しさを認めつつ、(来季が)始まってないから分からない」と述べ、リチャード選手の一発に期待を寄せた

「ワンハンドであんだけ飛んでいく

来年につなげて」と、今後の成長を楽しみにしている様子であった

リチャード選手の意気込み
キャンプはこの日で終了し、リチャード選手は「点と点がつながって線になって、優勝の道が見えてくる」と語り、来季に向けた意気込みを見せた

この日の快音を来季の活躍に繋げようとする姿勢が伺える

今回の巨人の紅白戦でのリチャード選手の活躍は、来季への期待感を高めるものでした。阿部監督が行っている熱心な指導もリチャード選手の成長に寄与しているようです。岡本選手の移籍という不安要素もありますが、若い選手たちの台頭により希望も感じられます。
キーワード解説

  • 本塁打とは?:野球で、打者が打ったボールが外野を越えて飛び、走者が全ての塁を回ってホームベースに帰ることを指します。
  • ロングティーとは?:打者がティーの上に置かれたボールを打つ練習方法で、スイングのタイミングやフォームを確認するために用いられます。
  • ポスティングシステムとは?:メジャーリーグベースボールにおいて、日本のプロ野球選手が移籍する際に、所属球団が他球団と選手の交渉の権利を売る仕組みです。

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