ソフトバンク・柳田悠岐が新シーズンへ向けて始動、復活を誓う

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福岡ソフトバンクホークスの外野手、柳田悠岐(37)が12日、16年目となるシーズンに向けて活動を開始した

柳田はロードバイクを利用してみずほペイペイドームに到着し、朝から汗を流しながらトレーニングを行った

昨季は怪我により長期離脱しており、レギュラー定着後では最も少ない20試合の出場にとどまった

来季は全143試合への出場を目指し、「クビ覚悟で生き残る」と強い意志を示した

練習開始と意気込み

柳田選手は「練習っすよ、練習

もう帰りますよ」と軽やかに話しながらトレーニングを進めた

身だしなみはサングラスをかけ、すっきりとした短髪が若さを感じさせる

今季のテーマは「謙虚」で、試合に出るために全力を尽くす姿勢を強調した

昨季の振り返り

昨季、柳田は4月11日に受けた自打球によって右脛骨骨挫傷となり、約5ヶ月間の離脱を余儀なくされた

出場試合数は20試合にとどまり、打率は0.288、4本塁打、9打点と振るわなかった

しかし、ポストシーズンでは本領を発揮し、全11試合で打率0.378、2本塁打、5打点を記録

特に、阪神との日本シリーズ第5戦では同点2ランを放ち、チームの5年ぶりの日本一に大きく貢献した

今後の展望

柳田選手は来春、大分県内での合同自主トレを計画しており、そこで確実性のある打撃をさらに磨く意思を持つ

「競争ですし、生き残り打法で、一打一打を大事にいく」と語り、正左翼手のポジション確保だけでなく、チーム全体への貢献を重視している

新たなチャレンジ
新設された「長嶋茂雄賞」についてはあまり意識せず、「自分にはきつい」と謙虚な姿勢を崩さない

レギュラーを獲得することを第一の目標としており、試合に出続けることでチームに貢献していく所存だ

戻ってきた柳田選手には、ファンから大きな期待が寄せられている

競争が激しい外野手のポジションで、彼が果たす役割は今季のホークスにとって重要な要素となるだろう

柳田選手が新シーズンに向けて始動したことは、彼自身の復活とチームへの貢献を示す強いメッセージだ。ケガからの復帰を果たし、全143試合出場を意識する姿勢は、多くのファンに勇気を与えるだろう。競争が激しい外野手のポジションでの彼の活躍を期待したい。
キーワード解説

  • ロードバイクとは?:自転車の一種で、速度が出やすいように設計された自転車です。特に長距離走行や競技に使用されることが多いです。
  • 脛骨骨挫傷とは?:脛骨は脚の骨の一つで、そこで怪我をすることを指します。骨挫傷は骨が部分的に傷ついている状態で、運動に影響を及ぼすことがあります。
  • 長嶋茂雄賞とは?:野球界の伝説的選手、長嶋茂雄に因んだ栄誉ある賞で、プレーのすぐれた選手に贈られます。

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