この選手は、今シーズンのイースタンリーグで投手4冠(最多勝、最高勝率、最多奪三振、防御率)を達成した右腕であり、今後の成長への期待が寄せられている
能登投手は、特に課題とされてきた制球力を磨くために、今季イースタンリーグでの投球で圧倒的な成績を残した村上投手に弟子入りすることを決意し、1軍でのタイトル獲得を狙っている
制球力改善への取り組み
能登投手にとって、制球力は常に大きな課題として浮上していた昨シーズンはイースタンリーグで83回投げながら52四球を与え、その数はプロ入り当初の悩みの種だった
しかし今季は、投球回を128回に増やし、与四球を50にまで減少させることに成功した
これにより、「ゾーンの中で勝負することができた結果」が得られ、プロ入りへの大きな一歩となった
それでも、現状に満足しているわけではない能登選手は、さらなる改善を求めて村上投手からの指導を希望している
村上選手は、今季のセ・リーグで最も少ない与四球を記録した投手であり、与四球率は1.28という驚異的な数字を誇っている
将来への目標
長身からの角度のある直球と、大きく割れるカーブが特徴の能登投手は、今後の成長に向けて冷静に目標を設定している「改善しないといけないところ、伸ばさなきゃいけないところもある」と自己分析を行い、その上で「そこをクリアすれば目指せるようになる」と前向きに取り組んでいる
自身の性格を「負けず嫌い」と分析し、「1番になれるように努力はしていきたい」との意気込みを語る能登投手
将来的には、現在の阪神の投手陣の中で自らの存在感を示し、「球界を無双する最強投手」になることを目指して日々練習に励むことを誓った
選手プロフィール
| 名前 | 能登嵩都 |
|---|---|
| 生年月日 | 2001年9月29日(24歳) |
| 身長 | 184cm |
| 体重 | 88kg |
| 投打 | 右投げ右打ち |
| 経歴 | 旭川大高、桐蔭横浜大、オイシックスから2025年度ドラフト5位で阪神から指名 |
| 主な成績 | 今季イースタンリーグ防御率2.60、12勝、勝率.750、102奪三振で投手4冠 |
キーワード解説
- 能登嵩都とは?新潟出身のプロ野球選手で、阪神タイガースにドラフト5位で指名された若手投手です。
- イースタンリーグとは?日本のプロ野球の下部リーグで、主に若手選手が育成される場です。
- 制球力とは?投手が打者に対して正確に投球する能力のことを指し、四球を少なくすることは重要です。
- 与四球率とは?9イニング(約27アウト)あたりに何四球を出しているかを示す指標です。

