ソフトバンクの武田翔太、韓国・SSGに入団し復活を期す

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ソフトバンクから戦力外となった武田翔太投手(32)が、韓国プロ野球チームSSGの一員として新たなスタートを切ることが発表された

背番号23を背負うことになった武田選手は、宮崎日大から11年のドラフトで1位指名を受け、プロ入り初年度の2012年には8勝1敗、防御率1.07という華々しい成績を叩き出した

その後も、15、16年と2年連続で2桁勝利を挙げるなど、日本のプロ野球界で66勝を記録している

しかし、近年は度重なる故障に悩まされ、不本意なシーズンを経験することとなった

その中でも、武田選手は2024年に行われるトミー・ジョン手術、つまり右肘内側側副じん帯再建術を受け、来季に向けての完全復活を目指している

トミー・ジョン手術は、肘の靭帯を修復する手術であり、成功すれば選手がその後も高いパフォーマンスを発揮できる期待が持てる

新天地SSGに対して、武田選手は「最初に声をかけてきてくれた球団で、楽しくやりたい気持ちがあります」とインタビューに応じて意気込みを語った

SSGはこれまでに韓国シリーズで5回の優勝を誇り、今季はリーグ3位でポストシーズンに進出したものの、準プレーオフでサムスンに敗れた経緯がある

さらに来季から韓国球界では新たな「アジア枠」が導入され、アジア及びオーストラリアの国籍を有する選手に対して各球団が1人の枠を持つことが決まった

この新制度により、武田選手のみならず、多くの日本人選手が韓国プロ野球で活躍する機会が増える見込みだ

武田選手の韓国チームSSGへの入団は、彼のキャリアの新たなステージを示しています。トミー・ジョン手術を経ての復活期待が高まる中で、アジア枠の導入もあり、今後の日本人選手の活躍に注目が集まります。SSGでの武田選手の役割とパフォーマンスに期待しています。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?肘の靭帯を再建する手術であり、多くの野球選手がこの手術を受けた後に復活を果たしていることで知られています。
  • アジア枠とは?アジア及びオーストラリアの国籍を有する選手が、各球団で1人枠として採用される新しい制度です。

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