西武・後藤オーナー、今井達也のメジャー移籍に期待を寄せる

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西武ライオンズの後藤高志オーナー(76)は、19日に開催された12球団オーナー会議の後に報道陣とのに対し、投手の今井達也(27)のメジャー挑戦について語った

今井達也のポスティングシステム手続き完了

今井投手は、MLB(メジャーリーグベースボール)挑戦を目指してポスティングシステムの手続きを完了し、この日、メジャー球団に公示された

ポスティングシステムとは、米国のプロ野球リーグに日本から選手が移籍する際に用いられる制度で、選手の権利を守りつつ移籍を可能にする仕組みである

今井選手は、前の2年間で特に力を入れてきた脱力投法を使いこなし、近年ではそのセンスが磨かれてきたと後藤オーナーはコメントした

メジャーでの期待の声

後藤オーナーは、今井投手との思い出についても触れ、「南郷キャンプでの『よろしく頼むぞ』という言葉に、彼が『任せてください』と自信満々に返してくれたことが印象的だった」と語り、メジャーで活躍してほしいという期待を表現した

他の選手の動向

また、高橋光成投手(28)についてもポスティングシステムでの移籍を容認しており、先発投手陣から2人が同時に抜ける可能性があることを示唆した

後藤オーナーは、「編成本部を中心とした投手強化を進めていくべきであり、現存選手のレベルアップを図ると同時に、外部から新たな外国人投手の獲得にも取り組む」と補強の必要性を強調した

今回の後藤オーナーの発言は、西武ライオンズにとって大きな転機を迎える可能性を示唆しています。特に今井投手のメジャー移籍は、チームにとって一つの挑戦となるでしょう。今井投手の成功が他の選手にも良い影響を与え、球団全体の成長を促進することが期待されます。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍するための制度で、選手が選んだメジャーのチームが日本の球団に移籍金を支払う仕組みです。
  • 脱力投法とは?投手が力を入れずに自然な感覚で投げる投法で、より制球力や変化球の質を高めることができます。

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