ソフトバンクの澤柳投手、1年4カ月ぶりの登板へ向けて意気込みを語る

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福岡ソフトバンクホークスの澤柳亮太郎投手(25)が、2025年12月18日まで沖縄で開催される「ジャパンウィンターリーグ」に参加することが発表された

この大会は、日本国内外の選手が集まり競技を行うオフシーズンの重要なイベントであり、若手選手にとって大きな成長の場となる

澤柳選手は、昨年8月に右肘を負傷し、9月には右肘関節内側側副靱帯の再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた

その影響で約1年4カ月の間、公式戦から遠ざかっていたが、「久しぶりで緊張するけど、楽しみだ

来季に向けてのステップアップにしたい」と意気込みを見せている

彼は2024年のドラフトでロキテクノ富山から5位指名を受け入団し、ルーキーイヤーの昨季には11試合に登板し、2勝1敗、防御率3.38を記録した

しかし、8月10日の楽天戦での故障が影響し、球団から来季の戦力構想外とされた後、育成選手として再契約を結ぶこととなった

リハビリ中は身体のコンディションを見直し、2月からはボールを使用した練習を開始

徐々に投球距離を伸ばし、現在は肘の制限なく投球が可能となった

19日には捕手を座らせた状態での6度目のブルペン練習で、50球を投じ、最速130キロ後半を記録した

彼は、「(術後)1年半でやっとまともな球が投げられるようになり、2年で球速が上がる」と聞いており、焦りを抱えつつも感覚は良くなっていると話している

ウィンターリーグでは、「ボロボロでもいいので、投げられることがプラス

勉強させてもらいに行く」と意気込んでおり、「来季は絶対に支配下を取りに行く」と、復活を目指す意志を固めている

澤柳投手の復帰は、多くのファンにとって嬉しいニュースです。1年4カ月の間、厳しいリハビリを経て再びグラウンドに立つ姿を見ることができるのは、選手本人だけでなく、応援する側にとっても感動的な瞬間になるでしょう。彼が今後どのような成績を残すのか、期待が高まります。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?: 肘の靱帯を再建するための手術で、アスリートがよく受ける手術の一つです。
  • 防御率とは?: 投手がどれだけ得点を防いだかを示す指標で、低いほど良い成績となります。
  • 育成選手とは?: プロチームに所属しながら、将来的に支配下選手としての昇格を目指す選手のことです。

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