オリックス・古田島、契約更改で悔しさを語る

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オリックス・古田島成龍投手(26)は、22日に大阪・此花区の球団施設にて契約更改交渉を行い、800万円ダウンの年俸2700万円で合意した

古田島投手は、昨シーズンの不本意な成績を振り返り、「あまり力になれなかった悔しいシーズンだった

20試合しか投げられず、後半戦は一度も(1軍に)上がれなかった

悪かったけど、経験としてはよかった」と語った

古田島投手は、社会人野球の日本通運からドラフト6位で加入し、昨季はパ・リーグ新人史上初の50試合登板と防御率0・79を記録するなど、素晴らしい成績を残した

しかしながら、今年は先発から中継ぎへの配置転換があり、20試合で2勝1敗、6ホールド、防御率4・42という結果に終わった

後半戦は1軍での出場がなく、9月には右肘の手術を受けた

その影響で現在もリハビリ中で、投球練習も徐々に再開している

「焦ってしまうけど、それよりも1年間、長くやることが大事

そこを目指して頑張っている」と復帰への意気込みを語った

さらに、6年目を迎える左腕の富山凌雅投手(28)も契約更改を行い、200万円ダウンの年俸1200万円で合意

このシーズンは救援で5試合に登板し、防御率9・00という厳しい成績に終わった

彼は「何をやっても結果に結びつかない

一番しんどかったシーズン」とその悔しさを表現した

特に左打者に対しての被打率が・429に達したことから、秋季キャンプでは投手コーチの助言を受け、新たにサイドスローを導入し、右打者には従来のフォームを使い分ける挑戦をしている

「(サイドスローの感覚は)いい感じ

いろいろ考えながらやりたい」と意欲を見せている

オリックス・古田島や富山の契約更改は、選手の成績に大きな影響を与える重要なイベントです。特に古田島のように昨季の輝かしい成績から一転して苦しいシーズンを過ごした選手が、自身の成長に対する意欲を見せる姿勢は、ファンにとっても励ましとなります。また、富山が新たな投球フォームに挑戦する姿勢も注目され、今後の彼の成長が期待されます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?契約更改は、選手が新しい年俸を決定するためにクラブチームと交渉を行うことを指します。
  • 中継ぎとは?中継ぎは、先発投手の後にマウンドに上がる投手のことで、試合の中盤を支える役割を担います。
  • 防御率とは?防御率は、投手が1試合当たりどれだけ点を許したかを示す指標で、低いほど良い成績を意味します。
  • サイドスローとは?サイドスローは、投手が横の位置から投球するフォームで、一般的なアンダースローやオーバースローとは異なります。

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