古田島投手は、昨シーズンの不本意な成績を振り返り、「あまり力になれなかった悔しいシーズンだった
20試合しか投げられず、後半戦は一度も(1軍に)上がれなかった
悪かったけど、経験としてはよかった」と語った
古田島投手は、社会人野球の日本通運からドラフト6位で加入し、昨季はパ・リーグ新人史上初の50試合登板と防御率0・79を記録するなど、素晴らしい成績を残した
しかしながら、今年は先発から中継ぎへの配置転換があり、20試合で2勝1敗、6ホールド、防御率4・42という結果に終わった
後半戦は1軍での出場がなく、9月には右肘の手術を受けた
その影響で現在もリハビリ中で、投球練習も徐々に再開している
「焦ってしまうけど、それよりも1年間、長くやることが大事
そこを目指して頑張っている」と復帰への意気込みを語った
さらに、6年目を迎える左腕の富山凌雅投手(28)も契約更改を行い、200万円ダウンの年俸1200万円で合意
このシーズンは救援で5試合に登板し、防御率9・00という厳しい成績に終わった
彼は「何をやっても結果に結びつかない
一番しんどかったシーズン」とその悔しさを表現した
特に左打者に対しての被打率が・429に達したことから、秋季キャンプでは投手コーチの助言を受け、新たにサイドスローを導入し、右打者には従来のフォームを使い分ける挑戦をしている
「(サイドスローの感覚は)いい感じ
いろいろ考えながらやりたい」と意欲を見せている
オリックス・古田島や富山の契約更改は、選手の成績に大きな影響を与える重要なイベントです。特に古田島のように昨季の輝かしい成績から一転して苦しいシーズンを過ごした選手が、自身の成長に対する意欲を見せる姿勢は、ファンにとっても励ましとなります。また、富山が新たな投球フォームに挑戦する姿勢も注目され、今後の彼の成長が期待されます。
キーワード解説
- 契約更改とは?契約更改は、選手が新しい年俸を決定するためにクラブチームと交渉を行うことを指します。
- 中継ぎとは?中継ぎは、先発投手の後にマウンドに上がる投手のことで、試合の中盤を支える役割を担います。
- 防御率とは?防御率は、投手が1試合当たりどれだけ点を許したかを示す指標で、低いほど良い成績を意味します。
- サイドスローとは?サイドスローは、投手が横の位置から投球するフォームで、一般的なアンダースローやオーバースローとは異なります。

