オリックス・小木田敦也投手が育成契約、背番号を56から120に変更

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背番号は56から120へ変更、小木田投手が育成契約を締結

オリックスは22日、小木田敦也投手と育成選手契約を結んだことを公式に発表しました

小木田投手は今季、4月に右肘のトミー・ジョン手術を受けたため、1軍での登板はありませんでした

10月には戦力外通告を受けていましたが、育成契約が決定し、再び球団での活躍を目指すこととなりました

小木田投手は角館高を卒業後、TDKを経て2021年のドラフトで7位指名を受けオリックスに入団

プロ入りした2023年シーズンには、38試合に登板し、4勝0敗、7ホールド、および防御率2.19を記録し、リーグの3連覇に大きく寄与しました

しかし、昨季は右肘尺側手根屈筋の筋損傷により離脱

これによって、再び1軍復帰が果たせない状態にありました

トミー・ジョン手術は、肘関節の靭帯の再建手術で、多くのプロ野球選手が受ける治療法として知られています

この手術を経て、選手は数ヶ月にわたってリハビリを行いますが、復帰後には以前のパフォーマンスを取り戻すのは容易ではありません

小木田投手も今年の4月に手術を受け、その後の1軍登板が実現しませんでしたが、育成契約により新たな道を歩み始めました

背番号は今季までの「56」から来季の「120」に変更されます

この変更は、選手が再び支配下選手登録を目指すことに関連しています

3桁の番号を持つ育成選手は通常、支配下選手としての成長を促すステージにあります

小木田投手は、この新たな挑戦を経て、再び1軍に返り咲くことを目指すでしょう

小木田投手の育成契約締結は、彼自身にとって新たなスタートといえます。トミー・ジョン手術を受けた後、復帰を果たせなかった彼が、育成契約という形で再起を図ることは、多くの選手にも励みになるでしょう。成長を期待される彼の来季に注目です。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?: 選手が肘の靭帯を再建するための手術で、リハビリには時間がかかりますが、多くの選手が復帰を果たしています。
  • 育成契約とは?: 球団が選手を育成するために結ぶ契約で、当初の選手契約とは異なる形で新たなスタートを切ります。
  • 支配下選手とは?: プロ野球において、球団に正式に登録された選手のことを指し、1軍または2軍での試合に出場する権利を持ちます。

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