彼は8月7日、日本ハム二軍戦で公式戦初登板・初先発を果たすと、5試合で7回を投げ、防御率は15.43という成績だった
これはプロの厳しさを痛感したシーズンとなった
体作りと成長の過程
茨木は、帝京長岡高校での3年間を振り返り、「まずは体づくりに力を入れてきました」と述べた身長は変わらなかったが、体重は10キロ以上増加し、筋肉量も増えたと自負している
トレーニングメニューの質を高めることを重視し、「しっかり柔軟性が必要」とも語った
兄からの激励と目標
彼の兄、秀俊選手は阪神で活躍する投手であり、茨木は「特に言葉はかけられなかったが、頑張れと言われました」と振り返ったまた、兄と同じチームで過ごした経験から、将来的には兄と投げ合いたいという明確な目標を持っている
デビュー戦の経験
初登板では、2回47球を投げ、4安打・5失点と苦しい結果だった「まだまだ自分のレベルに足りないと痛感した
一つ一つ足りない部分を感じた」と反省の言葉
次に登板した試合では、初奪三振を記録し、「良い経験となった」と振り返った
将来の展望
茨木は、持ち球としてスライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークがあり、特にスライダーに自信を持っている「スライダーでカウントを取りつつ、他の球種で打者を打ち取るようにしたい」と考えている
今後の目標として、一軍で勝てるようなチームの軸になる選手を目指すと意気込んでいる
「近い世代の先輩たちの姿を見て、自分も早く一軍で投げたい」と、強い思いを語った
来季は今年の経験を糧に、更に実戦経験を積み重ねていくことが予想される
記事を通じて、茨木選手がプロの厳しさを学びながらも前向きにトレーニングに取り組む姿勢が印象的でした。体づくりや柔軟性を重視し、将来の目標に向かって努力を続ける姿が多くのファンにとって励みになりそうです。
キーワード解説
- 防御率とは？：投手が失点した回数をイニング数で割ったもので、投手の実力を示す指標です。
- ウエイトトレーニングとは？：筋力を鍛えるためのトレーニングで、重りを使って行います。
- カウント取りとは？：打者に対してボールを投げる際、ストライクとボールの数を調整しながら有利な状況を作ることです。
