マリナーズ、村上宗隆と岡本和真に厳しい評価 メジャー挑戦は困難か

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ポスティングシステムを利用してメジャーリーグ(MLB)移籍を目指す東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手(25歳)と読売ジャイアンツの岡本和真内野手(29歳)が、シアトル・マリナーズから厳しい評価を受けている

これまで両選手の獲得に熱心であると見られていたが、同チームは一塁手のジョシュ・ネイラーと5年契約を締結したことで、状況が一変した

三塁手ポジションでは、フリーエージェント(FA)になったスアレスの穴を埋めるニーズが存在する

しかし、地元メディア「シアトルタイムス」によると、過去2シーズンにわたり視察を続けたスカウトの意見では、村上と岡本は守備の不安を抱えており、特に三塁手としてプレーすることは考えられていないという

具体的には、岡本はプロ通算835試合を三塁手として、519試合を一塁手として出場している

一方、村上は763試合を三塁手として、266試合を一塁手としてプレイしている

しかし、スカウトたちは「村上がMLBレベルの三塁手としてプレーできるとは考えられない」と指摘し、その守備範囲や安定性、さらには腕の精度についても疑問を呈している

逆に岡本については「フルタイムで一塁を守れる」と評価されている

打撃に関しては、両選手ともに魅力を持つが、村上はこれまで三振が多く、空振りも頻繁に発生しているという

岡本は打球への反応が良く、三振は少ないものの、パワーに関しては物足りないという見方もある

多くの球団がこの二人に関心を寄せているものの、マリナーズのスカウトの分析が他球団を慎重にさせる要因になりそうだ

マリナーズが村上宗隆選手と岡本和真選手に関して厳しい評価を下しているのは、守備面からの懸念が大きいようです。特に守備が重視されるポジションにおいて、どの選手が活躍できるかはチーム戦略に直結します。今後、彼らがどのように評価され、メジャー入りを果たすのか、注目したいと思います。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは? メジャーリーグに選手が移籍する際に、母国のプロ野球チームが選手を他の球団に売り込む制度です。
  • フリーエージェント(FA)とは? 契約期間が満了した選手が、自由に別のチームと契約できる権利を持つことを指します。
  • 守備範囲とは? 野球で選手が守ることができるエリアのことを指し、守備の能力を測る重要な要素です。
  • 安定性とは? 選手のパフォーマンスが一貫しているかどうかを表す指標で、特に守備において重要です。

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