2025年度プロ野球最優秀バッテリー賞、阪神と日本ハムの選手たちが受賞

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年度プロ野球最優秀バッテリー賞が発表

2025年11月25日、スポーツニッポン新聞社が主催する「2025年度プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式が東京都内のホテルで盛大に行われた

この賞は、優れたバッテリー(投手と捕手のコンビ)に贈られるもので、プロ野球界における重要な表彰の一つとして位置づけられている

表彰式では、セ・リーグからは阪神の村上頌樹投手(27歳)と坂本誠志郎捕手(32歳)、パ・リーグからは日本ハムの伊藤大海投手(28歳)と伏見寅威捕手(35歳)が受賞の栄誉に輝いた

これらの選手には副賞に加え、賞金として100万円が授与された

坂本捕手は、壇上で共に立った伏見捕手について、来季の正捕手争いのライバルであることを認識しながらも、「素晴らしいキャッチャーだというのは分かっているので、当然競争になり、いろんな意味でライバルになると思う」と真剣な表情で語った

伏見捕手は、オリックス時代に2021年と2022年にリーグ優勝を果たし、2022年には日本一にも輝いた実績を持つ

また、2023年から3年間在籍した日本ハムでも、巧みなリードと勝負強い打撃でチームの成績向上に貢献し、特に2024年には2年連続でAクラス入りに寄与した

坂本捕手は、伏見捕手の豊富な経験について触れ、「彼の経験を聞きながら技術を学ぶことで、高め合いたい」と希望を寄せつつ、両選手の目指すところが共通する連覇に向かってともに進んでいきたいとの意気込みを示した

今季、坂本捕手は自己最多の117試合に出場し、巧みなリードと良好なコミュニケーション能力でチームの2年ぶりのリーグ優勝に貢献した

村上投手とのコンビでは、26試合に登板し、14勝4敗、2.10という優秀な防御率を記録した

打撃面では規定打席には達しなかったものの、打率.247、2本塁打、自己最多の27打点をマークし、守備でも存在感を見せた

オフシーズンには球団が捕手陣を強化するため、日本ハムからベテランの伏見捕手をトレードで迎え入れた

彼はライバルでありながらも、連覇を目指す頼もしい仲間としての役割も果たすこととなる

今回の表彰式では、選手たちの素晴らしい業績が称えられ、特に坂本選手と伏見選手のライバル関係が注目されました。彼らが共に成長し、来季の成功を目指す姿勢は、ファンにとっても期待が高まります。また、選手同士が互いの技術を学び合う姿勢は魅力的であり、プロスポーツ界には欠かせない要素と言えるでしょう。
キーワード解説

  • バッテリーとは?バッテリーは、野球において投手と捕手のコンビを指し、試合の結果に大きな影響を与える重要な役割を持つ。
  • コミュニケーション能力とは?コミュニケーション能力は、相手と情報を効果的に伝え合う能力のことで、特にチームスポーツにおいては不可欠な要素となる。
  • 防御率とは?防御率は、投手がどれだけ自チームを守れているかを示す指標で、低ければ低いほど優れた成績とされる。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。