レッドソックス、ベテラン投手ソニー・グレイをトレードで獲得

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ボストン・レッドソックスは、2025年11月25日(日本時間26日)、セントルイス・カージナルスからベテラン右腕ソニー・グレイ投手(36)を獲得するトレードに合意したと発表した

このトレードには、若手投手2名と金銭が含まれている

グレイは、今季で36歳を迎えたものの、過去に3度のオールスター選出を果たし、通算125勝を記録した実力派投手である

グレイは、2013年にオークランド・アスレチックスでメジャーデビューし、その後ヤンキースやレッズ、ツインズを経て、カージナルスに在籍

先発陣では元同僚の田中将大投手との共演も注目された実績がある

2025年シーズンは32試合に先発し、14勝8敗、防御率4.28、201奪三振を記録した

今季は3年契約の最終年度で、総額7500万ドル(約117億円)の残高を残している

特に注目されるのは、グレイが全球団トレード拒否権を保持していることだが、カージナルスが再建モードに入る中でのトレード合意に至った

新契約では、グレイの来季の年俸は3100万ドル(約48億円)で、その内2000万ドル(約31億円)はカージナルス、残り2100万ドル(約32億円)がレッドソックスが支払う形となる見込みで、レッドソックスにとっては贅沢税の対象となる

そのため、予算の使い方にはさらなる注意が必要だ

レッドソックスのブレスローGMは、先発投手の補強が最優先事項であるとし、このトレードでグレイが“2番手”として機能するかどうかが問われている

関心の高まる中、同時に西武・今井達也投手(27)への興味も示されており、レッドソックスは今後の動向が注目される

レッドソックスがソニー・グレイを獲得したニュースは、チーム再建に向けた明確な意図を示しています。グレイは実績豊富な投手であり、今後のシーズンでどのようにチームに貢献するのか、多くのファンや関係者が注目しています。また、レッドソックスの他の補強の動きにも期待が寄せられています。
キーワード解説

  • トレードとは?:選手やスタッフを他チームに移籍させることで、チームの戦力を向上させるための手段。
  • 防御率とは?:投手が1試合あたりに許す得点の平均を表し、低いほど良い投手とされる。
  • オールスター選出とは?:メジャーリーグの選手たちの中から、特に優れた成績を残した選手が集まるオールスターゲームに選ばれること。
  • セントラル・リーグとパシフィック・リーグとは?:日本のプロ野球を区分けする2つのリーグ。各リーグでシーズンが行われ、優勝を目指す。

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