ヤクルト・高梨裕稔、2年契約での残留を決断し新たな挑戦へ

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2025年11月26日、東京・北青山の球団事務所にて、東京ヤクルトスワローズの左腕投手・高梨裕稔選手(34)が契約更改交渉に臨み、来季年俸4300万円でサインを行い、1300万円の増額を勝ち取った

高梨選手は、今季中に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、ヤクルトに残留する道を選んだ

FA権の行使を下らない判断

高梨選手は、「来年35歳になるので、野球のキャリアがどれだけ続けられるか不安だった」と自身の心境を語った

FA権は選手がチームを移籍できる重要な権利であり選手にとって大きな選択だが、彼は「このチームが好きだ」との思いから、ヤクルトに残る決断を下した

今季の成績と安定したパフォーマンス

今季、高梨選手は主に先発として17試合に登板し、3勝6敗、防御率3.10という成績を残した

在籍7年目を迎える彼は、トレードで日本ハムから加わり、けがもなくシーズンを全うした

新たな挑戦とトレーニング方法

新監督・池山隆寛のもとで「胴上げ」を目指す高梨選手は、オフシーズンに「骨」から見直すトレーニングを計画している

これまで取り入れてきた「スプリント」と呼ばれるマウスピースは、体のバランスを整えるための重要な道具である

高梨選手は、「人間本来の動き」を取り戻すために、部位や体の使い方に焦点を当ててトレーニングを続けていることを明らかにした

チームへの貢献に対する意欲
高梨選手は、「スワローズの屋台骨」を支えるという強い覚悟を持っており、オフシーズンには一層の努力を重ねる決意を示している

高梨裕稔選手の残留決断は、今季のチーム状況や彼の心情を考えると非常に意味のある選択と言える。プロ13年目に突入する選手が、再び優勝を目指す姿勢は他の選手たちにも良い影響を与えるだろう。監督として新たな体制を迎える池山氏との新しい歴史をともに築いていく決意が感じられる。
キーワード解説

  • FA権とは?:FA権(フリーエージェント権)は、選手が一定の条件を満たした場合に、他のチームと契約する権利のことです。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が投げたイニング数に対して、与えた自責点の割合を示す数字で、投手の実力を示す重要な指標です。
  • トレーニング:アスリートが筋力や持久力を向上させ、パフォーマンスを最大化するための一連の活動や方法を指します。

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