これまでキャリアを通じての成績から、今回が初の減額更改となる
坂倉選手は、今季の成績が104試合出場で、打率2割3分8厘、5本塁打、37打点という振るわないものであったことを受けて、厳しい評価を受け入れた
「良いシーズンではなかった
それに相応しい評価をいただいたので、納得している」とコメントしている
彼の成績は、2021年以降の5年間で最も低いものとなり、シーズン中盤には右手中指を骨折するなど、故障の影響も見られた
「全般にわたってパフォーマンスが良くなかった
守備においてもチームや投手に迷惑をかけてしまった」と反省の弁を述べた
新たな役割への対応
来季に向けて、坂倉選手には捕手だけでなく三塁や外野にも取り組むよう指導陣から伝えられている「捕手の準備を第一に進めながら、他のポジションにも対応できる心の準備をしておきたい」と語り、柔軟性を持ったプレーを目指す意向を示している
また、坂倉選手は3年ぶりに秋季キャンプに参加し、若手選手と共にトレーニングを積む中で、自らの課題も見つめ直した
「野球が上手くなりたいという思いが一番
楽しむ気持ちを忘れず、日々練習に励む」と、向上心に満ちた姿勢を貫いている
新たなシーズンへの決意
来季はプロ入り10年目を迎える坂倉選手にとって、さらなる成長が求められるシーズンとなる「自分が頑張らなければ他の選手もついてこないと思う
巻き返すために何としても努力し、チームのリーグ優勝の原動力になりたい」と改めて強い決意を抱いている
坂倉選手の初の減額更改は、彼の今後の努力を鼓舞する良い機会かもしれません。自らの成績をしっかり受け止め、新たな挑戦に対する決意を見せることで、成長を促すシーズンとなることが期待されます。
キーワード解説
- 減額更改とは？年俸が減ることを意味し、選手がパフォーマンスを改善する必要があることを示しています。
- 捕手とは？野球のポジションの一つで、投手が投げる球を受ける役割を担います。
- 秋季キャンプとは？シーズンオフに行われるトレーニングで、選手の技術向上や体力づくりが目的です。
