ソフトバンク・近藤健介、契約更改で現状維持の年俸5億5000万円にサイン

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福岡市内にあるソフトバンクの球団事務所にて、近藤健介外野手(32歳)が28日に契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸5億5000万円プラス出来高でサインしました

出来高とは、選手の成績や活躍に応じて支給される報酬のことであり、その額は選手のパフォーマンスに依存しています

近藤選手は今季、開幕直後に腰の手術を受け、さらにシーズン終盤には左脇腹を負傷し、結局75試合の出場にとどまりました

そのため、彼にとっては不完全燃焼のシーズンとなったと言えるでしょう

自己目標として掲げていた全試合出場が昨年に続いて果たせなかった近藤選手は、「本当に申し訳ない…

143試合出られなかったことが申し訳なかった」と深い反省の意を示しました

今季の出場試合数は、プロ野球でのシーズン全体の試合数(通常143試合)と比べると、大きく見劣りする結果となっています

来季は7年契約の4年目を迎える近藤選手

彼は開幕前の第6回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の開催に向け、侍ジャパンの一員として活躍することを目指しています

彼は23年大会で世界一に輝いた経験を振り返り、「前回出させてもらってすごい景色を見ることができた」と述べつつ、「そういうところでプレーしたいと思うのは野球選手としては当然」と出場への強い意欲を示しました

金額は推定です

近藤選手の契約更改は、彼が自身の限界を痛感しつつも野球への情熱を保っていることを示しています。昨シーズンが思うようにいかなかった中、来季に向けた決意を表明する姿は、ファンにとっても勇気づけられるものでしょう。WBCでの活躍に照準を合わせる彼の姿勢は、チーム全体にとっても良い刺激になるはずです。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手と球団が、今後の契約内容について再評価を行い、条件を更新・決定する手続きのこと。
  • 出来高とは?:選手が試合で残した成績やプレーに応じて支給される報酬のこと。これにより選手は成績向上を目指す動機付けとなる。
  • WBCとは?:全世界の野球国が参加する国際大会で、各国の代表チームが競い合い、優勝を目指すイベント。

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