西武を戦力外の田村投手、韓国プロ野球・斗山に入団

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今季限りで西武ライオンズを戦力外となった田村伊知郎投手(31)が、韓国プロ野球の斗山ベアーズに入団することが29日に報じられた

田村投手の入団は、来季から新たに導入される「アジア枠」を利用して行われることとなる

このアジア枠は、これまでの外国人選手3人に加えて、アジア野球連盟(BFA)に加盟する国・地域の選手とオーストラリアの選手を対象にしている

田村投手の経歴

田村投手は、立教大学から2016年のプロ野球ドラフトにおいて6位指名で西武に入団した

入団以降は主に中継ぎ投手として活躍し、これまでに150試合に登板

通算成績は4勝2敗2セーブ、防御率は3.40という数字を記録している

中継ぎ投手は、先発投手が試合を投げ終えた後、ゲームの流れを受け継ぐ役割を担う極めて重要なポジションである

トライアウトの受験

田村投手は今月12日、マツダスタジアムで開催された選手会主催のトライアウトに参加していた

このトライアウトは、戦力外通告を受けた選手にとって新たな契約の機会を模索するものとして行われる

そこでのパフォーマンスが今回の入団へとつながった可能性がある

田村投手が韓国リーグに進むという決断は、選手としての新たな挑戦を象徴している。日本でのプレッシャーを乗り越え、新しい舞台での活躍が期待される。アジア枠の導入も選手に新しい選択肢を与えることで、海外でのステップアップにつながることが期待される。
キーワード解説

  • アジア枠とは?アジア枠は、プロ野球において外国人選手の枠を3人から拡大し、アジア地域やオーストラリアの選手を含む制度です。
  • 中継ぎとは?中継ぎは試合中に先発投手の後に登板し、試合の流れをつなぐ投手のことです。ゲームのキーリリーフとして重要な役割を果たします。

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